TradingViewの比較チャート機能を使って各国の平均株価を比較してみた。
・米国NYダウ
・日本日経225
・ドイツDAX
・フランスCAC40
・イギリスFTSE100
の5銘柄が上記チャートに表示されている。
スタートは昨年株が大きく下げ始めた2018年10月を起点にしている。その10月の値から何%上昇しているか下落しているかを表したチャートだ。
昨年10月から12月までは各国が足並みを揃えて下がっていたのがよくわかる。その下げ相場が12月26日に底打ちをした。そこから大きく回復してほとんどの国で10月からの下げ幅の大半を取り返したのに、日本は上がったとはいえ上げ方が緩やかである。また、今年5月になってから世界中がダウントレンドになってきた。ダウントレンドになると日本の下げ方が大きいということがわかる。
このことを日本株が割安と捉えるか、日本株が見捨てられているとみるかは、意見が分かれるが、日本株に勢いがないことは事実だ。少なくとも外人投資家は日銀で買い支えていることをいい材料だとは思っていない。
取り巻く環境を見ると昨年12月の安値を更新してもおかしくない。
今こそ、慎重な対応が求められる時期だと言っておこう。
2019年6月6日 小次郎講師
・米国NYダウ
・日本日経225
・ドイツDAX
・フランスCAC40
・イギリスFTSE100
の5銘柄が上記チャートに表示されている。
スタートは昨年株が大きく下げ始めた2018年10月を起点にしている。その10月の値から何%上昇しているか下落しているかを表したチャートだ。
昨年10月から12月までは各国が足並みを揃えて下がっていたのがよくわかる。その下げ相場が12月26日に底打ちをした。そこから大きく回復してほとんどの国で10月からの下げ幅の大半を取り返したのに、日本は上がったとはいえ上げ方が緩やかである。また、今年5月になってから世界中がダウントレンドになってきた。ダウントレンドになると日本の下げ方が大きいということがわかる。
このことを日本株が割安と捉えるか、日本株が見捨てられているとみるかは、意見が分かれるが、日本株に勢いがないことは事実だ。少なくとも外人投資家は日銀で買い支えていることをいい材料だとは思っていない。
取り巻く環境を見ると昨年12月の安値を更新してもおかしくない。
今こそ、慎重な対応が求められる時期だと言っておこう。
2019年6月6日 小次郎講師