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3/8トレードレポート

OANDA:USDJPY   米ドル/円
〈昨日の振り返り〉
為替市場はアメリカドルが独歩高でした。米国株式市場は3指数共に1%幅以上下落しましたが米国債券市場は0.15%幅下げて終えております
昨日のパウエル議長発言が引き金になったのは明白でしょう


〈ファンダメンタルズ〉
オーストラリア中銀(RBA)の政策金利発表があり、政策金利は3.35%から3.6%となりました。その後のRBAの声明で「インフレ率は今年から来年にかけて低下し、2025年半ばには3%程度なると予想」などのハト派な内容を受けて豪ドルが単独で売られました。
24:00からパウエル議長の議会証言がありましたが、インフレが緩やかになったディスインフレというワードは一切飛び出ず、「新たなデータにより、最終的な金利水準は従来の予想よりも高くなる可能性が高いことが示唆された」や「正当化されれば利上げを加速させる用意がある」などのかなりハト派な内容となりました。その後Fedウォッチでは3/22のFOMCでは0.5利上げが70%を超える予想となりました。

〈今日の重要な経済指標〉
今日も24:00からパウエル議長の議会証言がありますが、昨日とほぼ内容は変わらないのがセオリーですのでボラティリティは生まれないと思います


〈今日のトレード戦略〉
昨日のパウエル議長の議会証言はマーケット参加者も予想だにしないほどのサプライズな内容でした。おそらくマーケット参加者らの多くが損切りにあったのだろうと思います。もしかしたらまだ含み損を抱えたままポジションを持っている人もいるかもしれません。私も想定外の値動きをして大きく含み損になってしまったことはあります。FXの世界では連戦連勝なんていうのは不可能です。どんなに優秀なトレーダーでも損切りはしております。むしろ損切りをしないとこのFXの世界では生き残ってはいけません。もし自身のシナリオと違う値動きが出たら、それが後から含み益になったとしてもポジションを切ることです。もしシナリオと違う値動きが出て結果それが含み益になったとしても、それは自身の中で誤った経験をしまったことになってしまい、次回のトレードの悪影響が出てきます。ですが自身のシナリオと違う値動きが出て即損切りをしてその後含み益になったとしても、自身のメンタルを守ることになり、それが次回以降のトレードに良い結果をもたらしてくれる可能性が高いです。相場の世界ではすべてをとれるわけはなく、むしろそういう欲の強い人は相場の餌食になります。ですので損切りをすることを怖がらず、少しでも自身の思惑と違う動きをしたら即損切りをするようにしましょう。それが後々に収益を残すことにもつながります。
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