maru-2626

ドル円展望9月18日~

ロング
maru-2626 アップデート済   
OANDA:USDJPY   米ドル/円
お疲れ様です。初めに話しておきますが、今回は少し長い文章ですが先週の動きの振り返りをまとめていきたいと思います。
その後は今週のトレード戦略について話していきます。
【先週の動き】
・先週のドル円は、週末の植田日銀総裁のマイナス金利解除の可能性あるかも発言を受けて、先々週足の9/9終値から大きく下に窓開けした所からから始まり、同日16時には「一時は1時間足レベルでは日足20SMAを実体抜け」し、最安値の145.9円台まで下値を伸ばしました。
・ただ4時間足実体レベル確定まではせずに、すぐにそこから反発上昇しました。
・そこれから一度大きく上下し、週明けは荒い動きでしたが、翌日火曜日からは徐々に上昇し、週明け以来やっと4時間足20SMA上まで戻ってきて定着しました。
・水曜日のCPIではドル安と共に一時は147円台後半まで上昇するも終わってみれば1時間足では上下髭を付けてクロスで確定。
・翌日木曜日はCPIの結果を受けてか、朝から多少の調整下落が入るものの、NYタイム迄に前日同水準まで値を伸ばし、結果はPPIでも同じような値動きを見せるがドル安ではなくドル高に反応、しかし1時間足はまたもクロスに
・水曜から木曜にかけての147.0~147.6間のレンジの中では、短中期レベルの天井だと意識されそうなプライスアクションのダブルトップや三尊天井の様な形になりかけるも、木曜の日足確定までにはそれを否定しチャートは天井位置でペナントに形を変えました。
・最終日9/16には昼14時の報道で「日銀の植田総裁と市場との間で解釈にギャップが有ると指摘し、現在の日銀金融暖和継続と金融政策内容については依然とほぼ変わりない」との報道を受け円高を意識していた動きが一変し円安に。
・その後欧州入りからドル円はどんどん上昇していき、一時は年初高値を更新し147.952の高値を付け、4時間足実体レベでは高値更新の上抜け確定しました。
・その後はNYタイムのミシガン大学指標発表値が予想を下回る結果で、ドル安となり一時は147.6付近まで下押すも、1時間足20SMAと重なる147.6のラインがサポートとなり1時間足では全戻しの下髭ピンバーで確定。
・最終的には週足確定位置は先週終値より少し上の位置で終了した事で、長い下髭を付けたピンバー陽線となりました。

ここ迄が先週の流れですが、
少し私の先週のトレード内容について話します。

私は先週のトレードで予想はずっとロング目線のままで、この中で落ちる場面(押し目)と反発上昇していく場面をファンダ×テクニカルの要素を合わせて判断してきました。
その中でも大局を上と固定する為に、上目線継続のカギとなっていたのは「初日の窓開けに対する窓埋めの期待」だけの事では無く、もっと大きな要素としてテクニカル的な目安と見ていた「日足20SMAを4時間足実体で下抜けなかった事実」でした。
このMAを用いたテクニカルの考えに関しては、以前からもずっと話していた事ですが、私のメイントレードであるデイトレや中期のスイングトレードの最も意識する時間軸は「4時間足」。
その4時間足を中心に見る1時間足と日足の流れを常に監視する、いわゆるMTF(マルチタイムフレーム)による分析をしています。
私の得意とするトレードスタイルでは、日足20SMAの上ならロング、下にいればショートを目線の大局と決めています。
私はいつも、上記にまとめた先週の動きの様に相場を読みながら、4時間足を中心に1時間足で細かい動きをみて、エントリー時などは更に細かい動きの15分足のプライスアクション迄確認しながら、それに合わせた期待値の高いエントリーすべき位置を見つけてトレードします。
その結果としてロングをしてきたら、先週のトレードで勝ち越す事が出来たし、先週の展望時に書いてあった年初来高値更新後も想定した更に次につなげるスイングポジションの構築も出来ました。
MAや水平線等の他のインジと合わせてMTFを駆使すればある程度は、例えば(上昇トレンド中の押し目までの下落の開始タイミングや下落終了位置)がだんだんと予想出来るようになります。
ただ、実際それだけではトレードすることは難しく、中々資産を増やしていくには物足りません。
そこで重要になってくるのがファンダメンタルです。
これは普段のニュースやヘッドライン、重要な経済指標の事だけの話だけではないのですが、
市場の流れ、価格変動に対する過熱感、相場の心理状態等、人間の意識や感情(つまりメンタル)と同じく相場はあらゆる事柄が要因になって動きます。
全てを理解するなんてことは多分、どんな敏腕トレーダーでも無理です。そもそも人間には不可能な事でしょう。どんなに上手いトレーダーでも負けるときは有りますからね。
その要素を少しでも多く理解できるようになるためにファンダについて理解を深めて、少しでも値幅を取れるようにテクニカルを駆使し、少しでも負けを減らす努力をしていかないとトレーダーとして勝ち続ける事は出来ないと思っています。

私の理想とするトレーダー像には、できる限りのマイナス要素を省いたトレーダーというのが在ります。
まだまだ先は長いですが、頑張ってなれたらいいなと思って日々勉強していきたいですね。

めっちゃ長くなりましたが、ここから今週の戦略を書いていきます。
【週明けの戦略】
とりあえず、日足レベルで引いていたフィボナッチラインでは月曜の下落した髭先が145.902となっており、実体でベルでは0.382の(146.562)をキープして上昇してきています。
先週金曜日には4時間足実体で年初来高値(147.874)を更新していますが、日足実体ではそれを更新できませんでした。
ですが、重要なのは4時間足では日足20SMAを実体抜けせずに上昇してきた後の高値更新だったという事で中期目線(4時間足)的には間違いなく上目線継続の事実があります。
今週明け月曜の動きは正直まるで予想出来ませんが、少なくとも、一度たった一日で1時間足20SMAから日足20SMAまで下抜けしたにもかかわらず、先週火曜日以降からは1~4時間足20SMAのサポートを受けて上昇してきている事や、先週の各指標結果に問わず上昇を続け金曜日以降は1時間足20SMAからのサポートも受けるようになるまでになっているので、つまりは今テクニカル的に言えばパーフェクトオーダーになっているという事実があります。
更にファンダ要素である植田総裁の発言から始まった下落もクローズする時までには発言内容の撤回までとはいかないものの、終わってみれば今まで通りという話にまとまり、下落分も全て戻してきました。
その結果できたのが週足陽線ピンバーです!
これが先週の足の中身です!
つまり先週は今から本格的に高値を更新して上昇していく為の助走になった週!。
おかげで来週はスタートが切りやすいです!さあ行こう!
って感じで今のドル円相場はそんな感じの楽観的なイメージが強いのかなと思ってます。
ですから下落は押し目とみて、押した先ではロングする。
押し目候補となるサポートは各時間軸の20SMA、又は各時間軸のフィボナッチラインやレジサポ転換している水平ラインを参照にし、いつもの反発上昇を狙ってロング一択エントリーです。
それらを自分のスタイルに合った時間軸でやっていけば良いと思います。
以上です。
各時間足の画像を参照ください。

コメント:
誤記
【週明け戦略】の欄
実体でベル→✖
実体レベル→○

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