ポスト・ホールディングス、ラム・ウェストン買収の可能性について銀行団と協議中と関係筋が語る
ポスト・ホールディングス POSTは、ラム・ウェストン・ホールディングス LWとの取引の可能性を探るため、投資銀行と協力している。
グレープナッツのシリアルやボブ・エヴァンスのマッシュポテトを製造しているパッケージ商品会社ポストにとって、ラム・ウェストンは長い間魅力的な事業であり、フライドポテトメーカーがまだコナグラ CAGの一部であった2015年に買収を検討していた。
現在、ポストは再びラム・ウェストンを所有する方法を模索しており、緊密な食品業界の銀行家に相談している、と関係者は語った。
ポストの市場価値はおよそ70億ドルであり、この情報筋によれば、ラム・ウエストンの市場価値はおよそ105億ドルである。
ポスト社の担当者はコメントを控えたが、ラム・ウェストン社の担当者はすぐにコメントを得られなかった。
2ヶ月前、アクティビスト投資家であるジャナ・パートナーズは、ラム・ウェストンに約5%の株式を保有し、同社が経営と資本配分を改善し、身売りを検討することを望んでいると証券取引所に提出した。このニュースは株価を約10%上昇させた。1月以来、ラム・ウェストンの株価は31%下落している。
ヤナ社は持株会社のコンチネンタル・グレイン社と共に投資を進めており、ラム・ウェストン社のティモシー・マクレヴィッシュ前執行委員長を含む複数の業界幹部を取締役候補として挙げている。
ウォール街のアナリストは、カーギル、ポスト、タイソン・フーズ TSN、クラフト・ハインツ KHCが仮想的な買い手になる可能性があると述べている。
ヤナはラム・ウェストンと歴史があり、2015年には当時事業を所有していたコナグラに売却を迫った。ラム・ウェストンは2016年に上場企業となった。
現在、この活動家はラム・ウェストンに改革を迫り、場合によっては取締役会への異議を突きつけている。
ヤナ氏は食品分野で豊富な経験を持ち、最近ではペットフードメーカーのフレッシュペット FRPTで改善を求め、それ以前にはホールフーズ、ピナクル・フーズ、セーフウェイ、コナグラなどの企業でキャンペーンを行った。