Pineスクリーナー - 使う前に知っておきたいこと
以下の方法でPineスクリーナーのページに移動できます:
1.「プロダクト」メニュー経由で移動:「ホームページ」のメインメニューで「プロダクト」->「スクリーナー」セクションに移動して「Pine」を選択します。

2. リンクから直接移動: https://jp.tradingview.com/pine-screener/ から「Pineスクリーナー」のページに移動できます。
Pineスクリーナーを使用するには、以下の操作が必要です:
1. チェックしたいシンボルを含むウォッチリストを選択します。
2. お気に入りのインジケーターからスキャンに使うインジケーターを選択します。必要に応じて、スクリーナーのインジケーター「設定」項目から、選択したインジケーターについて別のパラメーターや時間足を設定します。
3. インジケーターのプロットまたはアラート条件を使用して、フィルタリングの基準を設定します。
4. スキャンを開始します。

それでは動作の流れを詳しく見てみましょう:
1. ウォッチリストの選択
デフォルトでは、Pineスクリーナーのページで開かれるウォッチリストは、その時点で画面右側のパネルに表示されているものになります。もちろん、別のウォッチリストを自由に(カラーのフラグリストと作成済のカスタムリストの両方から)適用することもできます。

選択したウォッチリストにシンボルが存在していれば、その全てのシンボルを網羅したテーブルが即座に読み込まれます(シンボルの種類に関係なくすべて表示されます。つまり、現在のウォッチリストに暗号資産・株式・債券が同時に含まれている場合は、これら全ての資産タイプが1つのテーブル上に読み込まれます)。
2. インジケーターの選択
デフォルトではインジケーター(スクリプト)が選択されていません。「インジケーターを選択」のドロップダウンメニューからスキャンに使うスクリプトを選択できます。
ご注意!お気に入りに追加されているインジケーターしか使用できません!Pineスクリーナーのインジケーターメニューに対象のインジケーターが表示されない場合は、チャートページに戻って、対象のインジケーターがお気に入りに追加されていることを確認してください。
インジケーターを選択すると、デフォルトの状態で読み込まれます:
- インジケーターの各パラメーターはデフォルトの値になっています
- 時間足のデフォルトの値は1日(日足)です
各パラメーターと時間足の設定は、インジケーターのドロップダウンメニューから変更できます。

選択したインジケーターが読み込まれると:
- 最初の10個のプロットが追加され、各プロットに基づくフィルターが設定されます
- これらのプロットは、カラムとしてテーブルにも追加されます
- スクリプトからアラート条件が2つ追加されます
- フィルター追加やカラム追加のオプションが表示されます
- レーダー画面を模したアイコンのスキャンボタンが表示されます

3. フィルタリングの設定
スクリプトを適用すると、画面上部のツールバーにプロットとアラート条件が表示されて、その両方を使用することができます。任意で追加したいフィルター用に「空白」スペースが用意されており、フィルターの追加メニューから必要なものを追加することができます。その場合、以下2つの設定が必要です:
アラート条件をフィルターとして使いたい場合は、「真 (True)」の状態に設定する必要があります:

インジケーターのプロットをフィルターとして使いたい場合は、条件とフィルターの目標値を設定する必要があります:

4. スキャン
フィルターやカラムが有効な状態でなくても、いつでもスキャンを開始することができます。スキャンを開始するとスクリプトの計算も開始されます。
スキャンを実行するとバナーが表示されます。スキャンが完了すると、その旨を知らせるバナーが表示されて、テーブルを使った操作ができるようになります:

スキャンが完了した後に以下の項目を変更した場合、再度スキャンを行って結果を更新する必要があります:
- ウォッチリスト
- インジケーター(スクリプト)
- インジケーターのパラメーター
- インジケーターの時間足
- フィルターの設定や条件
