米10年債利回り:最近はドル円と米10年債利回りの相関性があまり見られない?

~米10年債利回り~
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21:07 2018/07/26記載

   月足を見ると、バンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドのようです。5月平均線(現在2.85%)が少し下向きに傾きかけているように見えます。それでも+1σ(現在2.76%)~+2σ(現在3.16%)のラリーになるのでは?と考えています。5月平均線が下を向きだしているので警戒しておく必要があると思いますが、+1σ付近をしっかり下抜けない限り月足レベルでは上目線で考えたほうがよさそうに思いました。

   週足を見ると、バンドの形が上昇からヨコヨコに転じています。値動きの方向性はあまりはっきりしません。とりあえず、週足±2σ(3.02%、2.75%)が大きなポイントになりそうかと考えています。5月21日週足より5週平均線を下抜けて以来レジスタンスとして機能してきたようですが、7月16日週足で上抜けています。現在は上昇の勢いのほうがありそうかと考えています。

   日足を見ると、7月23日日足で大きく上昇し、日足+2σをしっかり上抜けています。しかし、その流れは続かず、25日日足で日足+2σ(現在2.94%)を下抜けてしまっているように見えます。バンドの形もしっかり発散する形にならなかったことから、バンドウォーク状態にはならなかったように見えます。そうなると、バンドがヨコヨコであることから±2σのラリーのイメージを考えるのですが、これまでピンクのラインがレジスタンスとして機能してきたことから、この2.88~2.90%付近の反応が気になります。もし、この付近ではね返されるのであれば、ピンクのラインはサポレジ転換ラインとなり、とても重要なラインになるとともに上昇の勢いがさらに強くなるのでは?と考えています。この付近はとても重要だと思いました。

   ここ最近(特に23日)を見ていると、ドル円と米10年債利回りの相関性があまり見られないのも気になります。なので、米10年債利回りのチャートは現在は参考程度にしていてもいいのかもしれません。

・月足5月平均線(もしくは+1σ)~+2σのラリーか
・月足+1σをしっかり下抜けない限り上目線
・週足バンドの形がヨコヨコ
・週足レベルではあまりはっきりしない
・日足バンドの形がヨコヨコ
・日足ピンクのラインをしっかり上抜けたので、その付近ではね返されるかに注目
・最近はドル円と米10年債利回りの相関性があまり見られないよう
・米10年債利回りはドル円にとって参考程度に
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