ビヨンド・ミートから始まる280兆円の食肉革命ビヨンド・ミートという会社は、世界の食文化や環境問題に変革を起こすでしょう。それも、2040年までに2.7兆ドルまで成長すると言われている食肉市場のど真ん中で展開します。
ビヨンド・ミートは、食肉市場から世界を変えることをミッションにおいた革新的な企業です。製品は全て 培養肉 で、昨今の健康の意識の高まりから注目されています。培養肉は、通常の肉とは違い、製造を研究室で行います。下図が従来の食肉製造工程との違いです。僕もまた、この企業の技術や行動から、競合に勝てるだけの力を感じています。直近では米マクドナルドとの協業も話題になりました。
クリーンミート(代替肉)のトレンドはもう誰にも止めることができず、これからの ビッグトレンド になると考えています。そして、ビヨンド・ミートは、世界で初めて植物性の培養肉がスーパーの食肉売り場に並んだ企業であることを忘れてはいけません。後ろで解説しますが、今後、クリーンミートの市場規模は拡大し続け数兆円規模に発展します。
さらに未来を見通すと、環境汚染や、動物保護意識の高い人たちによって、このパラダイム・シフトが後押しされます。さらに、ビヨンド・ミートの培養肉には豊富なタンパク質が含まれているため、世界の健康へのニーズが高まってくればくるほどビヨンド・ミートも資金調達がしやすくなります。すると、製造コストが下がってくるので、最終的に200兆円の食肉産業に革命を起こすでしょう。
ちなみに、現時点のビヨンドミートを分析する際に必要なことは、以下の5つのみです。
1.提携
2.売上高
3.財務
4.パンデミック
5.投資家の温度感
直近では慎重な見方が強いですが、キャッシュフロー面もギリギリの状態というわけではなく、中長期的な見方で投資する対象となります。
より深い内容は こちらの記事 で解説しています
ではごきげんよう。