インテル、EU反トラスト法違反の罰金10億6000万ユーロから5億3600万ドルの利息を得る
Refinitiv
米チップメーカーのインテル INTCは、2009年に課された10億6,000万ユーロの制裁金に関し、EU反トラスト規制当局から5億1,555万ユーロ((5億3,600万ドル)) の不履行利息を受け取ったと、EU反トラスト担当責任者のテレサ・リベラ氏がEU議員に明らかにした。
インテルは欧州委員会を提訴し、5億9300万ユーロ((link))の支払いを求めている。
無効となった反トラスト法違反事件で払い戻された罰金に対する既定の利息をEU執行部に支払わせるため、企業が裁判所に訴えるケースが増えている。
「欧州委員会は2024年11月6日、インテル社に515547908.15ユーロの適切な利息を支払った」とリベラ氏は欧州議会の議員に文書でコメントした。
裁判所は、欧州委員会の決定の大部分を棄却したものの、インテルがHP HPE、エイサー
2353、レノボ 80992に対してライバル製品の販売停止や延期を求めたことについては、規制当局の判断を支持した。
(1ドル=0.9617ユーロ)