レイツール
動作
「レイ」は「水平レイ」に似たツールですが、どの方向にも描画できる点に違いがあります。「レイ」では最初のポイントを始点として定め、2番目のポイントで方向を定めます。「レイ」を描画するには、チャート上の任意の場所に最初のポイントを配置して、目的の方向に2番目のポイントを配置します。「レイ」は指定した方向に無限に延長されます。
スタイル
「スタイル」タブでは「レイ」の外観を変更することができます:
ライン
「レイ」のラインの色や太さ、不透明度、スタイルを設定します。2つ目のドロップダウンメニューでラインのスタイルを設定できます。また、「レイ」の左右両方または片方のみを延長(「レイ」を反対方向に延長)するように指定することもできます。右の2つのラインのドロップダウンでは、「レイ」の左端または右端を矢印に変更することができます:
中間点
最初に定めた「レイ」の2つのポイントについて、その中間点の表示/非表示を切り替えます。
価格ラベル
「レイ」の2点について、価格スケール上の値の表示/非表示を切り替えます。
統計
「価格範囲」、「比率変化」、「pips数変化」、「バーの範囲」、「日時範囲」、「距離」、「角度」のチェックボックスをオンにすると、チャート上の「レイ」のそばに関連する統計情報のテキストを表示できます。
「統計情報の位置」のドロップダウンメニューで統計情報のテキストの位置を選択します。
価格範囲
「レイ」の2つのポイント間の価格範囲について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
比率変化
「レイ」の2つのポイント間の比率変化について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
pips数変化
「レイ」の2つのポイント間のpips数変化について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
バーの範囲
「レイ」の2つのポイント間のバーの本数について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
日時範囲
「レイ」の2つのポイント間の日時範囲について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
距離
「レイ」の2つのポイント間の距離(その時間足における距離)について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
角度
「レイ」の傾きの角度について、テキストの表示/非表示を切り替えます。
統計情報を常に表示
チェックを付けない場合、マウスクリックで「レイ」を選択した時のみ統計のテキストが表示されます。
テキスト
「テキスト」タブでは、テキストの書式を変更することができます。
「テキスト」のチェックボックスにチェックを入れると、テキストボックスにテキストを入力できるようになり、そのテキストを「レイ」のそばに表示することができます。また、テキストの色やフォントサイズの変更が可能で、太字や斜体にすることもできます。「テキストの配置」のドロップダウンメニューから「レイ」に対するテキストの位置を設定できます。
「レイ」のテキストは、チャート上で直接編集が可能です ― テキスト欄をクリックして入力するだけです。
座標
「座標」タブでは、価格スケール(価格)と時間軸(バー番号)を指定することで「レイ」のポイントの位置を正確に設定できます:
ポイント1
「レイ」の最初のポイント (#1) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。
ポイント2
「レイ」の2番目のポイント (#2) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。
可視性
「可視性」タブでは、チャートの時間足に応じて「レイ」の表示/非表示を切り替えることができます:
アラート
アラートを設定すると、対象のデータ系列がチャート上の「レイ」と交差した際に通知を受け取ることができます。アラートの設定については、チャート上に表示される描画ツールバーの時計アイコン、または描画を右クリックして表示されるメニューから設定ができます:
アラートのダイアログが表示されたら、条件、期間、希望する通知方法を選択し「作成」を押します: