ピッチフォーク
動作
ピッチフォークは、テクニカル分析でよく使われる描画ツールです。ピッチフォークには3つの基本要素があります。中心となる中央線(トレンドライン)と、その上下にそれぞれ2本のラインがあります。上下のラインは、中央値から標準偏差の数だけ離れた位置に設定されます。
ピッチフォークを描画するには、まず2つの極端なポイントの間にトレンドラインを引き、次に3つ目のポイントを2つ目のポイントの上または下に設定して、アナリストが希望する位置にピッチフォークを配置します。デフォルトのピッチフォークの設定では、上下に2本ずつのラインが引かれます。TradingViewでは最大9本のラインのセットを追加することができます。追加ラインの設定は、今後の利用の為にテンプレートとして保存することができます。
ピッチフォークを使用する上での基本的な考え方は、基本的に一種のトレンドチャネルを作成するということです。価格がピッチフォークのチャネル内に留まっている限り、トレンドは有効であると考えられます。反転は価格がピッチフォークのチャネルをブレイクした時に起こります。
スタイル
設定パネルの「スタイル」タブでは、ピッチフォークの外観や設定を変更することができます:
中央値
ピッチフォークの中央線の色、太さ、不透明度、スタイルを設定します。
追加ライン
左側のチェックボックスで、追加ラインの表示/非表示を切り替えます。横のトグルでラインの色、太さ、不透明、スタイルを設定します。
同色を利用
このドロップダウンを利用すると、ピッチフォークのすべてのラインと背景に同じ1つの色を設定できます。
背景
チェックボックスでピッチフォークの背景の表示/非表示の切り替えます。横のスライダーはその不透明度を調整します。
スタイル
ピッチフォークをオリジナルのピッチフォークからシフ・ピッチフォークや変形シフ・ピッチフォーク、インサイド・ピッチフォークに変更する場合には、このドロップダウンを使用します。
座標
設定パネルの「座標」タブでは、価格スケール(価格)と時間軸(バー番号)を指定することでピッチフォークのエンドポイントの位置を正確に指定できます:
ポイント1
ピッチフォークの最初のポイント (#1) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。
ポイント2
ピッチフォークの2番目のポイント (#2) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。
ポイント3
ピッチフォークの3番目のポイント (#3) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。
可視性
設定パネルの「可視性」タブでは、どの時間足でチャートにピッチフォークを表示するかを切り替えることができます: