ギャン・ボックス

動作

WDギャンは、革新的な幾何学的および数値的関係を使用し、市場の分析に役立ついくつかのテクニカル分析ツールを作成しました。ギャン・ファンギャン・スクエアと並び、ギャン・ボックスもその中の1つの強力なツールです。繰り返し発生する価格サイクルの測定や検出に使用することができます。ユーザーは繰り返されると予測されるサイクルの時間や価格の幅を設定できます。この意味で、ギャンボックスは、ターゲットを探すために利用できる市場向けのロードマップのようなものです。市場の正方形の関係を保つために、チャートを適切に縮尺する必要がある事にご注意ください。ギャンボックスは価格と時間を、価格と時間レベルと呼ばれる均等なパーティションに分割し、メジャーピボット (高値または安値) から描かれます。

ギャンの描画ツールを扱う際は価格の単位が時間の単位に対応するように、適切なスケール比率を使用することが重要です。

未知の市場の規模を見定めるうえで最も簡単な方法は、重要な点 (天井同士、底同士) の間にある差を取ることです。そこで得られた値を、市場が天井から再び天井へ、あるいは底から再び底へと到達するのにかかった時間で割る必要があります。

正確な価格および時間レベルは、ユーザーの戦略に沿って設定することができます。ギャンボックスは、主要な価格と時間のレベルを予測する為に様々な市場に適用することができ、アングルの有無にかかわらず使用できます。ギャンボックスは、単独で、または他のツールと組み合わせて使用することができ、最良のトレードを見つける為のテクニカル分析手法として活用する事ができます。

スタイル

設定パネルの「スタイル」タブでは、ギャン・ボックスの外観と構成を変更することができます:


価格レベル、時間レベル

左側のチェックボックスでギャン・ボックスに追加されたラインの表示/非表示を切り替える事ができます。その右にあるドロップダウンメニューでラインの色、不透明度を変更できます。

ラベル

上下左右の値のラベルの表示/非表示を切り替えます。

背景

横のスライダーを使用して、時間レベルと価格レベルの間の背景の可視性と不透明度を調整します。

同色を利用

このドロップダウンメニューを使用すると、ギャン・ボックスのラインと背景を選択した1色だけで描画できます。

アングル

アングルのオプションを使用すると、ギャン・ボックスのすべてのコーナーから放射状のラインを描画できます。

反転

反転ボタンによって主要点の描画の向きを回転させます (対角に反映されます) 。

座標

設定パネルの「座標」タブでは、ギャン・ボックスの始点について価格スケール (価格) と時間軸 (バー番号) を指定することで正確なポジションを設定する事ができます:

ポイント1

ギャン・ボックスの最初のポイント (#1) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。

ポイント2

ギャン・ボックスの2つ目のポイント (#2) の正確な位置を価格とバーの番号で指定できます。

可視性

設定パネルの「可視性」タブでは、どの時間足でギャン・ボックスを表示するかを切り替えることができます。
チャートの日中及び日足ベースの特定の時間足でのみ描画が表示されるように設定する事が可能です。どの時間足でも表示/非表示を選択できます。