同列1枠転換表示のオプションはどういう機能ですか?
同列1枠転換とは、1枠のP&Fチャートを構築する方法で、これはワイコフのチャート分析手法の重要な要素であり、P&Fチャートのアナリストがパターンをより明確に確認するために役立ちます。
通常の構築方法では、反対方向への価格の変化を示すマークは常に新しい列に描かれます。下の図では、O (1)のマークと次のX列の最下部に X (2)のマークがあります。
同列1枠転換のケースを見てみましょう。現在の列に1つのマーク(画像の O (1))のみがある状態で、反対方向への価格の変化を示す新しいマーク(画像のX列の最下部のX (2))が発生した場合、この新しいマークは新しい列ではなく、現在の列に形成されます。つまり、XとOのマークを1つの列にまとめることができます。なお各列のマークは最低2つ以上になる事を覚えておきましょう。
この手法をP&Fチャートで使用するには、「転換数を1」に設定し、「同列1枠転換表示」のオプションを有効にして下さい。