ヘッドアンドショルダー
ヘッドアンドショルダーパターンは、左肩、頭、右肩の3つの明確なセクションまたは形状から構成されるフォーメーションです。3つの頂点のベースラインとなる水平線があり、このラインはネックラインとして知られています。このパターンは強気と弱気の両方のケースがあり得ます。ヘッドアンドショルダーパターンは反転パターンであり、価格がネックラインを超えた場合、新しいトレンドの始まりを示しています。
ヘッドアンドショルダーパターンの主な特徴:
- トレンド: ヘッドアンドショルダーパターンは反転パターンです。その為、このフォーメーションが形成される前には明確に定義されたトレンドが必要です。このパターンの完成は、反対方向への新しいトレンドの始まりを示します。
- 左肩: 価格の大きな上昇の終わりに左肩が形成されます。その変動は通常出来高の多い時期に発生します。上昇(ピーク)後、価格はある程度下落して谷を形成します。
- ヘッド: ヘッドは左肩が形成された後の谷の後に形成されます。価格は左肩の後の谷から再び上昇し、左肩のピークよりも高い水準まで上昇します。この動きには、通常のまたは大量の出来高が伴います。その後、左肩と同じように、出来高が減り価格が再び下落します。この際の谷は、左肩の後に形成された前の谷とほぼ同じレベルである必要があります。
- 右肩: その後、ヘッドと谷の形成の後に右肩の形成が開始されます。一般的に右肩は、左肩とヘッドのどちらよりも低い出来高で形成されます。右肩の重要な特徴は、右肩のピークはヘッドのピークよりも低くなければならないということです。
- ブレイク: ヘッドアンドショルダーパターンが形成されましたので、後は価格の確認だけです。価格がネックラインを下回った場合、弱気のセットアップが確認されたと見なされます。価格がネックラインの上にブレイクした場合は、強気のセットアップの確認とみなされます。