三ツ星 - 弱気

長期にわたる上昇トレンドの終盤に、3本の同時線が連続して出現すると、弱気の三ツ星が形成されることがあります。最初の同時線は、強気と弱気の間で気迷いを示しています。2つ目の同時線はトレンドの同じ方向にギャップを開いて出現します。3つ目がトレンドと逆の方向で始まると、相場の様相が一変します。それぞれの同時線にはヒゲがありますが、いずれも比較的短くなっており、ボラティリティが一時的に低下したことを意味しています.

パラメーター:

このローソク足パターンは、慣例として特定のトレンドに紐づいて認識されます。価格が全般的に上昇しているか下落しているかが、パターンを認識する上で重要になるでしょう。インジケーターのパラメーター「Detect Trend Based On」の設定によって、トレンド検出に使用する方法を以下のように指定することができます。

  • SMA50 - シンボルの現在価格と期間50の単純移動平均 (SMA) を比較します。現在価格がSMAの下にある場合、下降トレンドの値動きと見なします。また価格がSMAの上にある場合は、上昇トレンドと見なします。 
  • SMA50, SMA200 - 現在価格とSMA50、SMA50とSMA200を別々に比較します。現在価格がSMA50の上にあり、かつSMA50がSMA200の上にある場合、上昇トレンドと見なします。現在価格がSMA50より下にあり、かつSMA50がSMA200より下にある場合は、下降トレンドと見なします。
  • No detection - トレンドを考慮しません。

'SMA50, SMA200' オプションでは、2つの異なるSMAを比べることによって、比較的強いトレンドを検出します。トレンドが弱く、上記の条件に当てはまらない場合、ローソク足パターンは検知されません。一方、'SMA50' オプションでは、弱いトレンドでもパターンを検知します。