下げ三法 - 弱気

下げ三法は5本のローソク足による弱気パターンで、既存の下降トレンド継続を示します。最初のローソク足は赤で長く、次に最初のローソク足の範囲内に実体を持つ、緑の短いローソク足が3本続きます。最後のローソク足も赤で長く、最初のローソク足の終値を下回って引けます。この5本目の大きな弱気のローソク足が決定的で、買い手がそれまでの下降トレンドを反転させることができず、売り手が再び市場を支配するようになったことを示唆しています。

下げ三法の強気バージョンは、上げ三法です。

パラメーター:

このローソク足パターンは、慣例として特定のトレンドに紐づいて認識されます。価格が全般的に上昇しているか下落しているかが、パターンを認識する上で重要になるでしょう。インジケーターのパラメーター「Detect Trend Based On」の設定によって、トレンド検出に使用する方法を以下のように指定することができます。

  • SMA50 - シンボルの現在価格と期間50の単純移動平均 (SMA) を比較します。現在価格がSMAの下にある場合、下降トレンドの値動きと見なします。また価格がSMAの上にある場合は、上昇トレンドと見なします。
  • SMA50, SMA200 - 現在価格とSMA50、SMA50とSMA200を別々に比較します。現在価格がSMA50の上にあり、かつSMA50がSMA200の上にある場合、上昇トレンドと見なします。現在価格がSMA50より下にあり、かつSMA50がSMA200より下にある場合は、下降トレンドと見なします。
  • No detection - トレンドを考慮しません。

'SMA50, SMA200' オプションでは、2つの異なるSMAを比べることによって、比較的強いトレンドを検出します。トレンドが弱く、上記の条件に当てはまらない場合、ローソク足パターンは検知されません。一方、'SMA50' オプションでは、弱いトレンドでもパターンを検知します。