スクリプトアラート
コードに `alert()` 関数の呼び出しを含める事で、Pineスクリプトで「スクリプトアラート」を構成することができます。チャートから「アラートの作成」ダイアログでアラートを作成して、「条件」欄で対象のインジケーターまたはストラテジーを選択します。
他のタイプのアラートとは異なり、スクリプトアラートのトリガー頻度と送信されるメッセージは、「アラートの作成」ダイアログボックスではなく、スクリプト内の `alert()` 関数の呼び出しによって制御されます。インジケーターのスクリプトアラートは、スクリプトの `alert()` 関数の呼び出しの条件が満たされたときにトリガーされます。ストラテジーのスクリプトアラートでは、注文の約定イベントや `alert()` 関数の呼び出しイベント、またはその両方でトリガーすることができます。
インジケーターにスクリプトアラートを作成するには、「アラートの作成」ダイアログの「条件」欄で対象のスクリプトを選択して、「alert() 関数の呼び出し」のオプション(リストの最初の項目)を選択します。
ストラテジーのスクリプトアラートを作成するには、「アラートの作成」ダイアログの「条件」欄で対象のストラテジーを選択して、以下のオプションのいずれかを選択します:
- 「注文の約定と alert() 関数の呼び出し」: アラートは約定と `alert()` イベントでトリガーされます。
- 「注文の約定のみ」: アラートは通常のストラテジーアラートと同様に、注文の約定時にのみトリガーされます。
- 「alert() 関数の呼び出しのみ」: アラートは、インジケーターのスクリプトアラートと同様に `alert()` イベントでのみトリガーされます。
他のタイプのアラートと同じくトリガー頻度には制限があります: スクリプトアラートが3分間に15回以上トリガーされた場合、自動的に停止します。
スクリプトでの `alert()` 関数のご利用方法についてはPineのリファレンスマニュアルとPineユーザーマニュアルで詳細をご確認ください。