Pineライブラリとは何ですか?またどのように使用するのですか?
Pineライブラリは、Pineのプログラマーにとって便利な特別の種類のスクリプトの公開方法です。TradingViewのコミュニティスクリプトと混同しないようにご注意ください。そちらはプラットフォーム上で公開されているすべてのPineスクリプトが公開されている場所です。
Pineライブラリは、インジケーターやストラテジー、その他のライブラリなど、他のPineスクリプトで再利用可能な関数を含むスクリプトです。ライブラリは、頻繁に使用する関数を定義するのに便利で、そのソースコードを必要とするすべてのスクリプトにそのコードを含める必要がありません。
ライブラリは再利用に便利なコードへのアクセスを提供するものですので、ライブラリ自体がチャートに適用されることはありません。その代わりに、スクリプトを書く際に、特別なキーワードでライブラリをインポートする必要があります。これを素早く行うには、公開ライブラリのページにある「クリップボードにコピー」ボタンを利用してみてください。ライブラリの作成と使用に関する詳細なチュートリアルは、ユーザーマニュアルに記載されています。
すべてのライブラリはオープンソースで公開されます。公開スクリプトは、公開Pineライブラリのみを使用できます。プライベートスクリプト、またはPineエディタで保存した個人用のスクリプトは、Pineの公開ライブラリとプライベートライブラリを使用できます。ライブラリでは、他のライブラリや、以前のバージョンのライブラリも使用できます。
公開のPineライブラリは、スクリプト公開に関するハウスルールによりパブリックドメインのコードとみなされます。その為、オープンソースのインジケーターやストラテジーとは異なり、オープンソースのスクリプトでその機能を再利用する場合、該当の作者からの許可は必要ありません。クローズドソース(保護や招待専用)の公開スクリプトでPineの公開ライブラリの機能を再利用する場合は、その形式での再利用について作者からの明確な許可が必要です。
公開Pineライブラリは、「パブリックドメイン」とみなされるという規定により、スクリプト公開に関するハウスルールに記載されているオープンソースの再利用ルールが適用されます。