過去データでトレードするには?
バーのリプレイモードでは、過去のデータでの取引が可能です。これはペーパートレードとは別のものです。取引データや総合成績は、どこにも保存されず、そのリプレイセッションでのみご確認が可能です。
これを開始するには「リプレイトレード」をクリックして「バーリプレイを開く」を選択します。
再生ボタンを押す前の段階では、「リプレイトレード」パネル内の設定メニューで初期資金/基準通貨/手数料のサイズを設定することもできます。この設定はこれから行うトレードセッションに影響するものなので、ご自分の必要に応じて設定することが重要です。
過去データでの取引は、リプレイの開始地点を選択するとすぐに始めることができます。注文は成行注文のみ可能で、チャートの現在価格で約定されます。建てるポジションの数量は選択可能で、FXでは1000枚、それ以外のシンボルでは1枚がデフォルトになっています。
チャート上でポジションを建てた場合、約定した場所に矢印が表示され、ポジションの数量と価格も表示されます。
ポジションを閉じるには、画面下部のマーケットシミュレーターパネル上にある「全決済」ボタンをクリックします。
「全決済」ボタンはチャート上でポジションを保有している場合のみ有効で、ポジションがない場合には無効となります。
チャート上でもポジションの操作が可能です。チャート上の [TP]/[SL] のボタンをドラッグすることで、ポジションを保護する為にブラケット注文を設定することができます。ポジションを閉じるには、X印のボタンをクリックするか、右クリックで表示されるコンテキストメニューから「ポジションを決済」を選択します。ポジションをドテンさせるには、上下の矢印で示される反転ボタンをクリックするか、コンテキストメニューから「ポジションを反転」を選択します。
ポジションを保有すると、チャート上では未実現損益、マーケットシミュレーターパネル上では実現損益が表示されます。損益を示す通貨はシンボルの通貨に対応しています。
トレードに関する統計としてはその他にも「概要」「パフォーマンスサマリー」「トレード一覧」があり、いずれも「リプレイトレード」パネルのタブから確認できます。「パフォーマンスサマリー」と「トレード一覧」についてはエクスポートして、さらに分析を加えたり記録として残すこともできます。
リプレイが終了した際に1つでも取引が成立していれば、このセッションでのトレード結果を示すポップアップが表示されます。