暗号コインスクリーナー:隠れた宝石を探すには

暗号コインスクリーナーを使うと、星のように煌めく暗号コインの宇宙にアクセスできます。ご自分のニーズに合わせてコインのスキャン/ソート/フィルタリングが可能です。このスクリーナーは、数千ものコインの中から将来最も有望なコインを見つけられるように設計されています。

目次:

暗号コインスクリーナーとは

適切な分析を行うには、まず注目すべき銘柄に焦点を絞り、投資アプローチに合わない銘柄を除外することから始めます。スクリーナーを使えばこれが可能です。ご自分のウォッチリストに様々なフィルターを適用しながら、それぞれの暗号資産のデータを自分だけの表(テーブル)にまとめて、パフォーマンスや重要指標、テクニカルデータを追跡できます。

暗号資産は高いリターンが得られる可能性があることで注目を集めていますが、それと同時にポートフォリオが持つリスクも高くなります。そのため、こうした高リスク資産に投資する際には徹底的な分析が不可欠です。

TradingViewでは常に時間をかけて綿密な調査を行うことを推奨しており、あらゆるツールを目標達成に活用できる環境を提供しています。

暗号コインスクリーナーへのアクセス方法

メインページから「プロダクト」ボタンをクリックしてドロップダウンメニューを表示させます。そこから「スクリーナー」にマウスを合わせて「暗号コイン」をクリックします。

スーパーチャートからアクセスする方法もあります。画面右側のツールバーから「プロダクト」→「スクリーナー」をクリックすると「株式スクリーナー」が表示されるので、画面左上の「株式スクリーナー」をクリックして「暗号コインスクリーナー」を選択します。

どちらの操作でも同一の機能を持った同じスクリーナーが起動します。お好みの操作方法をお選びください。スクリーナーを表示させたらスキャンやフィルタリングを行って、興味が湧くコインを探してみましょう。

暗号コインスクリーナーの使い方

スクリーナーを開くとすべての暗号資産が表示されます。デフォルトでは、リストはランク順にソートされています。このランクとは時価総額の算出結果に基づいた総合ランキングにおける順位のことであり、これに内部的な優先順位付けのシステムによってその資産の信頼性や人気度を考慮に入れた調整が加えられます。

デフォルトのフィルターセットで並び替え方法を変更することで検索結果をカスタマイズできます。画面左上の「すべての暗号コイン」→「スクリーンを開く…」をクリックします。

他のTradingViewスクリーナーと同様に独自のスクリーンを作成・保存し、さらに分析を進めることができます。必要なフィルターを設定したら「保存」ボタンを押してください。

このドロップダウンメニューから、最近使用したスクリーンへのアクセスやCSVファイルへの結果のエクスポート、新規スクリーンの作成やその他様々な調整が可能です。

画面右上にはスクリーナー設定があり、表示内容(シンボルのロゴ、シンボル詳細、通貨)と更新頻度の選択ができます。

その隣には「フィルターを非表示」ボタンがあります。スクリーナーの設定完了後に上部を非表示にすると、一度により多くのコインが分析できます。

フィルター

フィルターを使ってコインをテーブルに表示するのに必要な条件を設定します。フィルター編集のダイアログで、フィルタリング基準を選択できます。

新しいフィルター条件を追加するには「+」ボタンをクリックするか、Shift + Fを押します。

  • 銘柄情報: 価格、取引量、カテゴリーなどの一般情報
  • マーケットデータ: 利益、損失、ボラティリティについての過去データ
  • 評価: 評価分析に特化した各種指標
  • 保有: アドレス、保有残高、収益性に関する情報
  • 取引: 取引量、平均取引量、取引件数
  • センチメント: ソーシャルメディアや様々なプラットフォームにおけるコミュニティの意見
  • テクニカル: フィルタリングのパラメータとしてのテクニカルインジケーター

RSIストキャスRSIモメンタムEMASMAケルトナー チャネルなど一部のテクニカルインジケーターでは、パラメーターの詳細設定が可能です。

カラムセット

フィルターの下にはカラムセットがあり、それぞれに独自の分析情報が含まれています。右側の「+」ボタンを使用すると、いつでも新しいカラムセットを追加できます。

デフォルトのカラムセット設定は以下のとおりです:

  • 概要: 暗号資産の主要指標(ランク、価格、時価総額、循環供給量などの重要情報)
  • パフォーマンス: 暗号資産の収益性と損失についての過去の推移
  • 評価: 発行済みコイン数、流通速度などの評価指標
  • アドレス: 日次アクティブアドレス数、新規資金流入など
  • 取引: 取引件数、コインの取引量および米ドル建ての取引量、大口取引
  • センチメント: ソーシャルドミナンス、取引量、現在のセンチメント
  • テクニカル: オシレーター、移動平均線、モメンタムなどインジケーターの概要
重要!: 取引判断においてインジケーターのテクニカル評価だけに依拠するのはおすすめしません。こうした指標はトレンドを示唆するにすぎず、ご自身が行う市場分析に代わるものではないからです。

おわりに

センチメント分析に加えて、TradingViewコミュニティの暗号資産についてのトレードアイデアは投資対象への共通の関心を通して人々を結びつけています。最新の分析を読み、議論に参加し、意見を投稿することで、世界中のトレーダーからサポートを受けながら投資判断のもとになる情報を収集しましょう。

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