残存日数 (Days to maturity)

満期日は債券の発行者が保有者に対して元本の返済義務を負う日です。それに対し、残存日数とは債券が額面金額に到達して投資家が最後の支払いを受けるまでの残り時間を示す指標となっています。

債券の満期日が近づくにつれて残存日数は減少しますが、このとき債券の価格は額面価格へと収束する傾向があります。金利の変化に対する債券価格の感応度をはじめとして、残存日数は投資戦略全体に影響を与える可能性があるので、投資判断を行う際にこの日数が考慮に入れられることがあります。