ニュースフロー : 日々の出来事を伝える金融ニュースハブ 

ニュースフローはトレードと投資の世界で起こっている最新の金融イベントを伝えるハブです。世界経済や様々な市場の動向についての最新記事やプレスリリースをご覧いただけます。また、業界トップのメディアやプロバイダーからの情報も収集できます。

目次:

ニュースフローとは

トレードや投資はテクニカル分析だけで成立するものではありません。ファンダメンタル分析を活用するトレーダーも非常に多く、ニュースを読んで刻々と変化する市場環境や最新の規制についての情報を把握することがその分析の大部分を占めています。

ニュースフローはTradingViewのスクリーナーの一つで、そこではトレードと投資に関するあらゆるニュースが一挙に掲載されています。様々なフィルターを設定して記事を並べ替えることで、マーケットの動向についての理解をさらに深めることができます。さらに、プラットフォーム上に点在する様々なセクションから記事にアクセスできるので、マーケットの最新情報をすぐに読むことが可能です。

ニュースフローにアクセスするには

ニュースフローは弊社の主力プロダクトの一つで、メインページからすぐにご利用いただけます。「プロダクト」タブ内のドロップダウンメニューからアクセスできます。

 スーパーチャートからアクセスするには、画面右側のツールバーにある「プロダクト」ボタンを押して「ニュースフロー」をクリックしてください:

こちらからもプロダクト単独として使用する時と同様、すべての機能をご利用になれます。

さらに、チャートに最新ニュースを表示することもできます。スーパーチャートの設定から「イベント」タブに移動して「最新ニュース」のオプションをクリックします。選択した銘柄の最新情報が時間スケール上に紫色の稲妻アイコンとして表示されます。

ニュースフローの設定

それでは、ニュースツールを活用して分析を強化する方法を見ていきましょう。

ニュースフィードを開くと、最初に表示されるのは「すべてのフィード」画面です。この画面には、国/セクター/資産クラスの区別を問わず、あらゆるメディアから提供されるイベント情報がすべて表示されます。リアルタイムで更新されるので、ニュースの公開とともにすぐにフィードに表示されます。

弊社スクリーナー(「ニュースフロー」もスクリーナーの一種です)にはパワフルな機能が用意されており、内蔵のパラメーター項目を使ってお好みに応じた設定が可能です。さらに、その設定を保存して後で使用することもできます。

まず、フィルターパネルでマーケット/企業活動/提供元などのフィルターから知りたいニュースのタイプを選択します。次に、フローのタイトル部分をクリックするとドロップダウンメニューが表示されるので、そこから「新規フローを作成」をクリックします。こうしておくと、いま選択したニュースのタイプ(フロー)が保存されるので、このメニューから後で同じフローを選択できるようになります。

ニュースフローとカレンダー

これらの機能を併用すると、市場をさまざまな視点から眺めることができます。ニュースフローで調査すべきイベントがわかったら、次は経済/企業イベントを時系列で表示するTradingViewカレンダーを使って、さらに分析を進めることができます。

  • 経済カレンダーでは、いつどんなイベントがあるのか、その日時を正確に確認できます。取引所や機関投資家全般に影響を及ぼすようなインフレのレポートや失業率データの発表、監督機関や規制当局によって催される経済会議など、主に政府による活動に焦点が当てられています。たとえば、外国為替(FX)のトレードであれば、世界貿易の現状を把握する際に貿易収支レポートに関心を向ける機会もあるでしょう。
  • 決算カレンダーを使うと、今後予定されている決算発表を追跡したり、企業業績についての最新情報を入手することができます。
  • 売上高カレンダーを使うと企業の売上高が常に把握できるので、企業業績についての分析を深めることができます。
  • 配当カレンダーでは、配当分配に関する情報を入手できます。これは企業の財務状況と競争力を評価する上で重要な要素です。

ニュースとカレンダーの両方を活用して、ご自身の戦略に合わせてそれぞれをカスタマイズしてみることをおすすめします。

おわりに

市場に対してどんな見方があるにせよ、ニュースが市場を動かすというのは紛れもない事実です。政府関係者がソーシャルメディアに何かを投稿した場合を考えてみましょう。それによって、大口投資家が価格がどうあれ保有している株を売却せざるを得ないケースが発生するかもしれません。あるいは逆に、買われ過ぎや割高に見えても購入せざるを得ない場合も考えられ、価格がさらに上昇を続けるという事態が起こる可能性もあります。

市場を調査したいとは思っていても、データの並べ替えやスクリーニング、保存やリセットなど複雑な操作は苦手という方は TradingViewニュースをご覧になることをおすすめします。こちらを使うとイベントがすべて網羅的に表示されるので、広い視野からシンプルに日々の市場分析を行うことができます。

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