EBITDAインタレストカバレッジ (EBITDA interest coverage)

EBITDAインタレストカバレッジとは「支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益 (EBITDA)」によって支払利息をどれだけカバーする能力があるかを測定する財務比率です。EBITDAを支払利息で割って算出されます。EBITDAインタレストカバレッジによって、企業が営業利益からどれだけ債務の利払いを賄うことができるかを分析することができます。

EBITDAインタレストカバレッジ = EBITDA / 支払利息

支払利息がマイナスであれば、EBITDAインタレストカバレッジの比率を計算することができます。ただし、支払利息がゼロまたはプラスの場合であれば、結果を無視することができるので空値となります。こうした場合は、財務諸表を見直して、企業の財務パフォーマンス評価のために代わりとなる指標を検討することが重要になります。

EBITDAインタレストカバレッジの比率が高ければ、支払利息をカバーできる企業収益が多いことが示され、債務返済能力が高いことが示唆されます。