EBITDA成長率 (EBITDA growth %)

EBITDA成長率とは、ある特定の期間でEBITDAがどれだけ変化したかを割合を使って測定する財務指標です。EBITDAが過去の年や四半期と比べてどれだけ増減したかを測ります。

この指標を計算する際に利用される期間は様々で、次のようなものがあります:

• 前年度比 (Annual YoY) : 直近の2年間（例: 2023年と2024年）でEBITDAを比較して、年間での成長率を示します。
• 前年同四半期比 (Quarterly YoY) : 直近四半期（例: 2024年第2四半期）と前年同四半期（例: 2023年第2四半期）でEBITDAを比較して、これらの四半期の間での成長率を示します。
• 直近12ヶ月前年比 (TTM YoY) : 直近における過去12ヶ月間（例: 2024年の第2四半期終了時からの過去12ヶ月間）とそこからさらに12ヶ月遡った期間（例: 2023年の第2四半期終了時からの過去12ヶ月間）でEBITDAを比較して、これらの12ヶ月の間での成長率を示します。
• 前四半期比 (Quarterly QoQ)： 直近の2四半期（例: 2024年第2四半期と2024年第1四半期）でEBITDAを比較して、前後の四半期の間での成長率を示します。

以上の各計算結果を利用すれば、企業の業績やその成長の傾向を様々な期間で評価することができます。前期と比べてEBITDAの成長率がプラスであれば収益の増加が、成長率がマイナスであれば収益の減少が示唆されます。