ロットサイズ (Lot size)

ロットサイズとは、1つのオプション契約に含まれる原資産の数量を標準化したものを指します。通常、オプション取引では1つの契約について、ロットサイズと呼ばれる定められた単位数で原資産をコントロールすることになります。たとえば、株式のオプションであれば、標準的なロットサイズは原株100株に相当します。つまり、このオプション契約では、保有者に1つの契約につき100株を売買する権利が与えられることになります。

オプション取引で生じる価値全体を計算する上で、ロットサイズを理解することは非常に重要です。というのも、オプションの相場価格は原資産の単位で示され、ロット全体で示されるものではないからです。したがって、オプション取引の影響を金銭的な価値として反映するには、相場価格にロットサイズを乗じて実際のコストや利益を算出する必要があります。