出来高インジケーターにおける交差アラートの問題
出来高インジケーターにおいて値の交差を検知するアラートを使用している際に、ローソク足が新たに出現した時にアラートで設定した値と交差していないにもかかわらずアラートがトリガーされる場合があります。
これは、ローソク足が出現したときの出来高の値がほぼ0であるために発生する事象です。直前のローソク足での出来高がアラートの条件値よりも高かった場合、新たにローソク足が出現した時に、この条件の水準を交差したと判定されます。

インジケーターをラインで表示させることで、交差したことを明確に確認できます:

以下のスクリーンショットでは、出来高が設定値を交差してアラートのトリガー条件が満たされたと判定される場合を示しています:

出来高が特定のレベルを上回って/下回っているかどうかを知りたい場合には、アラートに「より大きい/より小さい」条件を使用することをおすすめします。