高値/安値および新高値/新安値はどのように計算されますか?

高値/安値

指定した期間におけるシンボル価格の最高値/最安値のことを指します。

この指標については2種類の設定があります:

時間足の高値/安値

時間足 - ここでの高値/安値は選択した時間足におけるシンボル価格の最高値/最安値です。スーパーチャートを開いてバーの値を見ると、このデータの値が確認できます:

例として、時間足における「高値」の「1ヶ月」のフィルターがどのように機能するかを見てみます。まず、時間足として選択した「1ヶ月」(月足)のチャート上に描かれたバーを想像してみましょう。各ローソク足(バー)は1ヶ月分の価格変動の履歴を集計したデータを示すものであり、その期間の始値・終値・安値・高値・総出来高の5つの数値で表されます。ここで選択した時間足は「1ヶ月」(月足)なのでカレンダー上の1ヶ月間をカバーしています。たとえば、1本目のバーが1月1日から1月31日までをカバーしているとすると、2本目は2月1日から2月28日、3本目は3月1日から3月31日というように続きます。このようにチャート上で連続しているデータは(選択した時間足が同じであれば)スクリーナーにおいても全く同じになります。したがって、スクリーナーで「高値」の「1ヶ月」を選択すると、その値はチャートの月足のバーが示す高値と等しくなります。今日が3月4日であれば、月足のバーがカバーしている範囲は3月1日から3月4日までになります。したがって、「高値」の「1ヶ月」のフィルターで抽出される結果は、3月1日から3月4日までに記録した高値を基準にしたものになります。

日付範囲の高値/安値

日付範囲 - 選択した期間においてシンボル価格が直近に記録した最高値/最安値です。たとえば、日付範囲における「高値」の「1ヶ月」は過去30日間の日足バーで記録した最高値を指します。今日が3月4日だとすると、スクリーナーは過去30日間、つまり2月2日から3月4日までのすべての日足バーの高値を調べ、その中で最も高い値を基準にします。

新高値/新安値

直近のセッションにおいて指定した期間で高値/安値をつけたシンボルを見つけることができます。

たとえば「新高値」の「1ヶ月」のフィルターは、直近のセッションで月間最高値を更新したシンボル(今日のシンボル価格が、過去1ヶ月間すべての価格より少なくとも1回は高い価格を記録しているシンボル)を見つけるのに役立ちます。

このフィルターの機能は以下のとおりです: スクリーナーが直近の日足の高値と月間最高値を比較します。現在の日足バーの高値が過去30日の間に記録した高値以上であればそのシンボルは条件を満たしたことになり、フィルタリング結果に表示されます。

このセット内にある他のフィルターもすべて上記と同じように動作します:

新高値


新高値・1ヶ月 - 直近のセッションで過去1ヶ月間の高値を記録したシンボルを検索します。

新高値・3ヶ月 - 直近のセッションで過去3ヶ月間の高値を記録したシンボルを検索します。

新高値・6ヶ月 - 直近のセッションで過去6ヶ月間の高値を記録したシンボルを検索します。

新高値・52週 - 直近のセッションで過去52週の高値を記録したシンボルを検索します。

新高値・全期間 - 直近のセッションで過去の全期間にわたる高値を記録したシンボルを検索します。

新安値


新安値・1ヶ月 - 直近のセッションで過去1ヶ月間の安値を記録したシンボルを検索します。

新安値・3ヶ月 - 直近のセッションで過去3ヶ月間の安値を記録したシンボルを検索します。

新安値・6ヶ月 - 直近のセッションで過去6ヶ月間の安値を記録したシンボルを検索します。

新安値・52週 - 直近のセッションで過去52週の安値を記録したシンボルを検索します。

新安値・全期間 - 直近のセッションで過去の全期間にわたる安値を記録したシンボルを検索します。