取引をインポートしてポートフォリオを作成するには
以下の手順で、CSVファイルをインポートしてポートフォリオを作成することができます:
- ポートフォリオのページに移動します。
- 「CSVファイルをインポート」カードを選択します。
クリックすると、新規ポートフォリオの設定と取引のCSVファイルをアップロードするオプションが表示されたポップアップ画面が表示されます。

ポートフォリオ設定の入力項目:
- ポートフォリオ名 — ポートフォリオの名前を指定します。 最大128文字まで入力できます。同一のポートフォリオ名を付けてもかまいません。
- 通貨 — ポートフォリオの通貨です。 他の通貨で取引されている場合でも、 ポートフォリオの資産価値はすべてここで指定した通貨に自動変換されます。現金の保有もこの通貨で計算されます。
- リスクフリーレート — リスクフリーで得られるリターンの割合を指定します。 ほぼリスクゼロで得られると想定される理論上の年間リターンです。一般的には、銀行預金金利や主要投資国でキーとなる金利、長期国債の金利がベースになります。 このレートはソルティノレシオやシャープレシオの計算にも使用されます。
- ベンチマーク — どの市場のパフォーマンスをベンチマークにするかを指定します。 ポートフォリオのパフォーマンスを基準となる市場のパフォーマンスと比較できるようにします。ここで指定するベンチマークとして、ご自身のポートフォリオに含まれる市場やセクターに関連する指数やファンドを使用することをお勧めします。詳細はこちらの関連記事をご覧ください。
- 詳細(オプションです)— ポートフォリオの説明文です。 この項目は入力なしでもかまいません。入力できる文字数の上限は1200文字です。
CSVファイルのフォーマット
ファイルはCSV形式である必要があります。また、区切り文字は「カンマ (,)」を利用する必要があり、ヘッダーも必ず含めてください。アップロード画面でサンプルファイルをダウンロードすることができます。
サポートされている項目(英語で入力する必要があります):
- シンボル (Symbol) — シンボルは「取引所:ティッカー」の形式で入力してください(例えば「NASDAQ:AAPL」や「BYBIT:BTCUSDT」のように)。現金の取引を追加する場合は、この項目には「$CASH」と入力してください。 注: $を入力することで、現金取引として認識されます。すべての現金取引は、ポートフォリオで設定した通貨で追加されます。
- 方向 (Side) — 取引の方向です:
- シンボルの場合: 買い (buy) または 売り (sell)
- 現金の場合: 入金 (deposit)、出金 (withdrawal)、税金と手数料 (taxes and fees)
- 数量 (Qty) — 数量です:
- 買い/売り取引の場合、数量(ユニット)を入力してください。そのシンボルがロットで取引されている場合でも、ロット数ではなくユニット数で入力してください。
- 現金取引の場合、金額を入力してください。
- ステータス (Status)(オプションです)— トレードパネルから取引をインポートするケースで有効な項目です。この項目が存在する場合、ステータスが「約定」の取引のみが追加されます。その他のステータスの取引は追加されません。この項目が存在しない場合は、すべての取引が追加されます。
- 約定価格 (Fill Price) — 買い/売り取引の場合、取引が約定された価格を入力します。現金取引の場合は、この項目は無視されます。
- 手数料 (Commission) — 買い/売り取引の場合、取引で発生した手数料を入力します。現金取引の場合は、この項目は無視されます。
- クローズ日時 (Closing Time) — 取引の日付と時間を「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」または「YYYY-MM-DDTHH:mm:ss.sssZ」の形式で入力します。日付は必ず入力してください。時間は省略することができます。
ファイルのアップロードが完了すると、追加される内容が表示されます: 保有銘柄数、取引数、手数料の合計
ファイルのフォーマットにエラーがある場合、エラー箇所を示すメッセージが表示されます。この場合、取引は追加されません。
重要
取引数または銘柄数がご利用中のプランの上限数を超えている場合、ポートフォリオは作成されません。取引数/銘柄数を上限数に収まるように減らしてから、再度作成をお試しください。
これでポートフォリオの作成は完了です!
ファイルからポートフォリオに取引が追加されます ー追加されるのはサポートされている資産のみです。「取引」タブで編集することができます。編集方法についてはこちらの記事をご覧ください。取引を手動で追加する方法についてはこちらの記事をご覧ください。