決算/売上高発表カレンダーとは

決算と売上高は一つの企業報告書の中で一緒に記載されることもあり、両者は切っても切り離せない関係にあります。「決算発表カレンダー」および「 売上高発表カレンダー」を使えば、企業業績に関する主要データを簡単に入手できます。

これらのカレンダーはいずれも、1株当たり利益 (EPS) や売上高をもとに企業同士を比較できるように設計されています。分析の順番として最初にファンダメンタル分析を行う場合、これらのカレンダーを使えば現在のマーケットの概要をつかむのに役立ちます。

EPSおよび売上高とは

EPS: 企業の普通株式の収益性を表します。その企業がどれだけ儲けているか、発行済み株式1株当たりいくらの利益が発生しているかを測ります。

売上高: 企業が通常業務を経て生み出される現金額です。報告書では「売上高」として記載され、商品やサービスの総額を諸経費を差し引く前の金額として表したものです。

EPSと同様、企業の売上高を予想と実績で簡単に比較できるので、有利な投資チャンスを見極めるのに役立ちます。

カレンダーの使い方

いずれのカレンダーでも以下のデータが表示されます:

  • 予想EPS/売上高
  • 実績EPS/売上高
  • サプライズ
  • 時価総額

これら2つの指標の報告は同時に行われるため、いずれのカレンダーでも同じ企業のリストが表示されます。タブを切り替えることで、同じ企業を比較し、同業他社との相対的なパフォーマンスを確認できます。

各企業の左側に表示されている太陽/月のアイコンは、その企業のレポートがいつ発表されるかを示しています ― それぞれ、市場開始前/終了後を表しています。

その企業についてさらにデータが必要な場合は、ティッカー部分をクリックするとマーケットページに移動できます。そのページの「ファンダメンタル」をクリックして、分析に必要なデータの種類を選択してください。

スーパーチャートからファンダメンタルデータにアクセスしたい場合は、画面右のツールバーから「カレンダー」を選んでください。そこから必要な情報に応じて「決算」または 「売上」を選択します。

さらに、決算/売上高をチャート上に表示することもできます。歯車ボタンをクリックして「チャート設定」に移動し、「イベント」をクリックして 「決算」を選択します。そうすると、チャート最下部に「売上と収益」マークが表示され、その企業のパフォーマンスを知ることができます。

まとめ

分析をまだ始めたばかりの段階であれば、この2つのカレンダーは主要指標を使って様々な企業を比較するのに良い出発点になるでしょう。その後で企業のマーケットページを開けば、さらに調査を続けることができます。

スーパーチャート上では、画面右側のツールバーからカレンダーにアクセスしたり、チャート設定からデータの表示/非表示を選択することができます。

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