【8113】 ユニ・チャーム 3波動の調整からの上昇開始3月の安値3031円を底にして上昇し、75日移動平均線を完全に超えてきています。
現在はこの75日移動平均線が支持線として機能している形です。
5月から6月中旬にかけてはもみ合いとなりましたが、3907円から上昇し4915円の高値を付けました。
4915円からの動きでは4604円のボトム確定後、4850円まで上昇しましたが、
直近高値4915円を超えることができずに反落し、4604円を割り込み4382円まで下落しています。
4382円のボトムが確定した時点でのトレンドを見ると、
高値の推移は 4915-4850 と切り下げ
安値の推移は 4604-4382 と切り下げ
高値切り下げ安値切り下げの下降トレンドになっています。
下降トレンドは弱い動きなのですが、少し長い動きで見てみると、3031円からは上昇基調になっています。
下降トレンドですが、この下降トレンドは4915円までの上昇に対する調整の動きだと考えることができます。
強い動きをしている時は、中期波動における下降トレンドは2段調整で終わることが多くなります。
4915円から4604円までの下落が1段目の調整です。
4850円から4382円までの下落が2段めの調整です。
そして、4382円からは上昇してきています。
ここ1週間ちょっとはもみ合いになっていますが、これは25日移動平均線が抵抗になっているためだと考えられます。
ここから25日移動平均線を上抜く動きになれば、直近高値4850円はもちろん、4915円も上抜いてくるのではないでしょうか。
中期的に見て、買い方有利なチャートということになります。