旅行関連銘柄週足です。
緊急事態宣言解除を控えて鉄道・航空・ホテルなど旅行関連株が買われています。
今回は時価総額の大小をとわず8銘柄を選んでみました。
本日旅工房が大きく買われましたが新株予約権行使完了が関係しているのでしょうか?
はっきり言って業績は悪いですが時価総額が73億円ほどなのでテーマの勢いに乗じて
跳ねるかもしれませんね。
その他個人的には時価総額が比較的低いABホテルやハナツアーなんかにも
注目しています。
ただアメリカのほうがテーパリングを織り込み始めたのか、金利上昇に伴う株安が
進行しているので地合いがさらに悪くなればこの勢いが止まる可能性は大きいでしょう。
この状況下で上昇しているという事は旅行関連株は期間限定のディフェンシブ銘柄と
言えるかもしれません。
しかも、メルク・ファイザー・ロシュ(塩野義は来年春頃?)などの
経口タイプのコロナ治療薬が年内にも承認されるのではとの記事も
ボチボチ出始めているのでこれが世間に広まれば、今まで鬱積されていた
旅行熱が一気に爆発といったストーリーも描けますね。
衆院選で自民党が負けるような事があれば
GOTOトラベルの実施は怪しくなるでしょうから(観光支援の為の代替案はでるかもしれませんが)
そこが最大の懸念と言えばそうかもしれません。
逆に言えば自民党が勝てばGOTOトラベル期待で一段高を目指す可能性もあるでしょう。
つまり、くすぶり続けるGOTO~期待が旅行関連株をけん引する大きな材料と言えるかもしれません。