前回に書いた通り、スプレッドRSI は2銘柄のスプレッド(銘柄A÷銘柄B)を使い、RSIの計算を行うという単純なインジケーターです。このスプレッドRSIは個別株やETF、あるいは、FX等でも素晴らしいパフォーマンスが出ています。 今回は米マイクロソフト(MSFT)を使って、スプレッドRSIを表示しています。比較銘柄(銘柄B)は米株指数ETF(SPY:SP500に連動するETF)を使っています。米個別株の取り引きにSPYを利用すると非常に有効な戦略ができます。 なお、トレーディングビューでのみ使えるスプレッドRSIインジケーターは10月26日の投資戦略フェアで初公開します。可能な方は是非ご参加ください。詳細は私のWEBサイトをご覧ください。
ご無沙汰しております。久しぶりの投稿ですが、新しいインジケーターとストラテジーを開発しました。その名も“スプレッドRSI”。いずれもトレーディングビューを使ってのみ表示することができます。 これまでスプレッドボリンジャーというインジケーターとストラテジーを何度かご紹介してきましたが、スプレッドRSI...
月曜日の前場終了時の日経225ミニ。 重要ポイントで推移。 このあたりの解説は24日のライブ動画で解説します!
先週に示したネイキッドPOCラインと現在の価格レベル。 ※POCは1取引日の価格帯別出来高で最も出来高が大きかった価格。その中で、ネイキッドPOCはサポート・レジスタンスとして意識したい重要な価格レベル。 今日は40000割れのネイキッドPOCレベルで攻防の後、ナイトセッションは下落スタートで39730円のネイキッドPOCラインをつぶしたところで攻防中。 このレベルを割ってくると、38800円までは明確なサポートがない状態。39730円のラインを死守したいところです。
・7月8日:方針なし、 今日も初動でバンドの外側からVWAPに向けてのロング可能。 ・7月9日:方針なし、 ・7月10日:売り方針、9時:41485、15時15分:41940(-455) 今日も初動でバンドの外側からVWAPに向けてのロング可能。 その後はVWAPへの戻りからのショート狙い可能でしたが、下伸びせずに反転上昇。 VWAPスロープは大引け付近まで下降ながら、強い動きでした。 ・7月11日:買い方針、9時:42400、15時15分:42365(-35) 初動はバンドの外側からVWAPに向けてショート可能ですね。今日はさすがにレンジで推移しましたが、相変わらずの強さでしたね。 ・7月12日:方針なし 初動はVWAPまで戻すことすらできませんでしたね。 一日を通して弱い流れでした。標準偏差バンドの外側でほぼ推移。
日経225ミニ先物の価格帯別出来高チャートです。 青の水平ラインは、ネイキッドPOC(Point of...
今週の225VWAPスロープ戦略です。 17日は取引無し、18日は買い方針で±0、19日は取引無し、20日取引無し、21日売り方針で-5、でした。今日も上下の振れが大きく、トレードしにくい一日でしたね。 VWAPを使って取引する場合、225先物では、 ・VWAPスロープの方向に動きやすい ・VWAPの上で始まった場合はVWAPまでの押しを待つ姿勢、 ・VWAPの下で始まった場合はVWAPまでの戻しを待つ姿勢、 特にバンドの外側で始まった時には、初動の押し/戻りを利用した短期の逆張りをしやすい環境、 というのが基本の考え方です。当然、毎日そうなるとは限りませんが、まずはそういう目線で見ていき、そこからは応用ですね。 今回はトレーディングビューで利用できる価格帯別出来高を表示していますが、こういったインジケーターも組み合わせ...
いつもご覧いただき、ありがとうございます。 ※投稿の関係でチャートは15分足を表示していますが、皆さんは5分足をご覧ください。 今日の225VWAPスロープは下降(売り目線)、8時55分から9時までの価格は上昇(売り目線)、両者が一致しているので、9時からは売り目線で見ていくことになります。 寄り(8時45分)はVWAPの下、9時の時点でVWAPまで戻りましたので、5分足では比較的分かりやすい下落方向への動きになっています。 初動で150円弱の下落になっているので、ショートは上手く利確できると良いのですが。。キラメキの発想でも示した通り、こまめなストップが必要です(特に売りは)。 また、初動で利確できなくても、もう一度エグジットするチャンスはありましたね。 昼過ぎの日銀会合の結果もあり、9時から15時15分までの通しの...
今日のVWAPスロープは上昇(買い方向)、8時55分から9時の価格は下落(こちらも買い方向)、よって、買い目線で見る一日でした。 予定としてはVWAPまでの戻し後の買いを狙いたい一日でしたが、、、、寄付きはVWAP上で始まった後は、予定通りVWAPまで下落。しかし、その後はVWAPの上に反発する気配もなく、ほぼ一方的に下落方向へ行ってしまった残念な一日でした。。
いつもご覧いただきありがとうございます。 今日はVWAPスロープは下降(下落方向を示唆)、8時55分から9時の足は下落(上昇方向を示唆)、よって買い・売りとも無し。 ただし、今日もいくつか225ミニ先物の特徴が出た一日でした。 ①今日は黄色のVWAP下方バンドの下で8時45分は寄り付きましたので、9時直後はVWAPに向けての上昇が期待できます(上方バンドの上で始まった時と逆パターン)。 しかし、下方バンドの下から上昇していく傾向は、上方バンドの上から下落していく傾向よりも弱く、初動のロングは狙いにくいという特徴があります。よって、下方バンドの下からの初動ロングを狙う場合には注意が必要です。 ②14時30分過ぎにVWAPまで戻りましたが、ここで引けまでショートのチャンスが一度あります。先日のキラメキの発想の資料内のグラフを...
いつもご覧頂き、ありがとうございます。本日も15分足表示(皆さんは5分足で見てください)。 VWAPスロープは上昇、8時55分から9時の足は下落なので買い方針、両方とも「買い」なので、上目線で見ます。 ①寄付き(8時45分)はVWAP上方バンドの上で開始しているので、とりあえずはVWAPまでの押しを待ってからロングを狙いたいところです。 しかし、マーケットが強いときには9時直後にVWAPまでの押しが入らないときもあるので、寄付き直後に上手くブレイクを買えるかどうかですね。 今日は寄り直後は上方バンドまでしか押しませんでした。今日の寄り直後に私は買えないです。 ②その後は10時辺りから伸びずに失速(後場開始まではフラットです。このあたりのことはキラメキの発想でも述べたところです)。この時間帯のロングはバイアス(傾向)的にも...
いつもご覧頂き、ありがとうございます。6月7日にも触れたマルチタイムフレーム(MTF)版スプレッドボリンジャーについてです。 多くの皆さんがご存じのとおり、マルチタイムフレームとは2つ以上のタイムフレームを見てトレードの判定を行っていく考え方です。たとえば、長い方の足を日足、短い方の足を60分足といったイメージです。 スプレッドボリンジャーは2銘柄のスプレッドをボリンジャーバンド化したインジケーターで、通常のボリンジャーバンドのように、標準偏差バンドを利用した順張り・逆張りのトレード手法が考えられます。MTF版では2銘柄のスプレッドを日足に加えて、それよりも短い足でも利用してトレードを行っていきます。 トレードの仕方としては、 ・日足順張り、日中足順張り ・日足順張り、日中足逆張り ・日足逆張り、日中足順張り ・日足逆張...
皆さんは5分足で確認してください! 今日のVWAPスロープは上昇(買い方針)でしたが、8時55分から9時が同値でしたね。 よって、日中の目線は中立でした(買いも売りもなし)。 事後的ですが、VWAPの観点から解説しておくと、寄付き(8時45分)はVWAPより下で始まり、戻りが期待できます。9時以降、すぐにVWAPまで戻し(上方クロスして)、いったんVWAPまで押した後は日中は強い動きでした。こういった強い動きになると、再度、VWAPには戻らず上方バンドが押しの目途になります(ボリンジャーバンドのバンドウォークと同じ)。
※5分足チャートは投稿できないので、15分足表示にしています。皆さんは5分足でチェックしてください。 今日は8時55分から9時のバーは陽線(売り方向を考える)、VWAPスロープは下降(売り方向を考える)。よって、バイアス(傾向)的には、下目線で考えていくことになります。 日中の相場はVWAPよりも下で動くことが多かったものの、キラメキの発想の中で紹介した9時から15時15分の範囲では、今日の下目線は残念ながら失敗でした。現物市場の引け前に戻してしまいましたね。 ただし、今日の225ミニ先物市場は下記のとおりに考えると上手くトレードできる可能性もあるでしょう。 昨日の投稿でも述べたとおり、エントリーはVWAPまでの戻りを待ちたいところ(7割程度の確率でVWAPタッチまで戻る)。特に、今日の寄付き(8時45分)は黄色の下方...
日足と日中足を利用したマルチタイムフレーム版スプレッドボリンジャーを開発しました。 スプレッドボリンジャーは一般的なボリンジャーバンドとは異なり、2銘柄間の相関を利用してボリンジャーバンドを計算していることは以前に解説した通りです。 マルチタイムフレーム・スプレッドボリンジャーでは、日足と日中足の両方のボリンジャーを確認し、順張りと逆張りの取引を行っていきます。 日足に加え、4時間足、60分足、30分足といった日足よりも短い足を利用することで、より精度の高いエントリーとエグジットのポイントを見つけられる可能性があります。
今日の日経225ミニは方向性を示していませんでした。 8時55分から9時00分の足は陽線なので日経225は売り目線、一方の赤のVWAPラインは上昇していたので買い目線。両方が一致していなかったので、エントリー方針は示していませんでした。 ただし、一つ注視するポイントもありました。黄色のVWAP上方バンドの上で寄り付いた後は赤のVWAPラインまで下落。キラメキの発想でも述べましたが、VWAPラインよりも上で寄り付いた場合には、15時までにVWAPまで押してくる可能性が7割ほどあります。一方、VWAPラインの下で寄った場合はVWAPまで戻る可能性も7割程度。覚えておくと良い日経225の特性です。特に、上下バンドの外側で9時を迎えたような場合には、VWAPまでの距離があるので、逆張りトレードが狙いやすい局面です。