2019年末、2020年初が過去1年半ほどの最高値でした。
その後、コロナショックで下落、これまでよく見てきたIT関連のチャートの形ですと3月頃からは上昇に転じていたのですが、緊急事態宣言などもあり、10月末まで下落。
10月末の日経平均に連動する形で上昇してきていますが、未だ、2020年の最高値は超えられていません。
キヤノンは、30期以上、「減配」することなく配当を維持もしくは増配していたのですが、コロナ禍ということで、2020年12月には減配という形になりました。
移動平均線大循環分析では、世界全体で、まだ、コロナショックとなる前の2020年1月末にから、ステージ3からステージ4へと移り、そのまま4月5月は、ステージ4、フェーズも4に映りました。
6月に一度、ステージ6へと上昇するもフェーズ4の中の戻り売りの地点となり、7月には、またステージ4へと突入し、10月末まで下落となりました。
11月には、米大統領選の流れから、日経225も上昇の形になり、キヤノンもステージ1。そして、フェーズも1へと変化してきました。
フェーズ1の中でステージが2に変化したり、帯にロウソク足が入ってきたりもしていますが、2021年5月まで安定した上昇を続けています。
今のポイントも帯に短期移動平均線が近づいてきているタイミングで、良い押し目となり上昇を続けそうな形に見えます。