9202:2021年度で黒字化を計画

ANAホールディングス
4月30日の決算発表(2021年3月期 決算)で2021年度の黒字化目標を発表しました。

2021年は「ワクチン接種の定着」と「主要各国が出入国規制の緩和を開始」で、旅客売上が戻ると予想しています。

主な事業計画としては
・新ビジネス・サービスモデルへの移行
・ANA、Peach連携強化
・顧客の確保(カード・マイル事業)
・グループ事業の再編


また、2021年度はコストマネジメントを徹底していきコスト削減を掲げています。
①需要動向に応じて柔軟かつ機動的に対応
②公租公課等の減免(空港使用料・航空機燃料税)
③保有機材数の削減による効果(減価償却費と整備費)
④賃金と雇用に関する施策の深掘り(人件費)
⑤オペレーションコストの削減(外部委託費や整備費等)
⑥ 調達コスト改革・施設関連
⑦緊急コスト対策の継続・深掘り

②〜⑦で3,000億円のコスト削減を計画していく計画です。
脱炭素に向けた取り組みも行い、 CO2排出量 (航空機の運航)では、2050年度には実質ゼロにするとも発表しています。


MACD:GC
RSI :50%
ADX :GC
大循環 :ステージ5

日本でもワクチン接種が始まり、ビジネスマンや国内旅行が緩和されてくれば再び注目が集まりそうです。
買いの長い期間のレンジの終焉になるか見ていきたいと思います。

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