AUDNZD 歴史的安値圏に到来か

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こんにちは。オージー&キウイさん。

2011年前半の高値圏から2013年末まで下落して,
2014年以降は現在まで,上は1.13で,下は1.03のボックスを形成し行ったり来たり。
それが2019年3月22日の終値で1.02917となりました。

この3月22日の終値を実体で下回るのは,TradingViewで確認できる1993年12月21日から2回だけ。
2016年9月9日から同年9月16日までの6営業日。終値安値は9月14日の1.02472。
2015年3月20日から同年4月28日までの28営業日。終値安値は4月21日の1.00466。

2019年1月3日のフラッシュクラッシュも日足のヒゲは1.01922まで行っていますが...。

2015年3月のオージーはRBAの利下げが元々ウワサされているところ,
原油や鉄鉱石価格の下落を背景にさらに利下げ観測が強まりました。
同4月は中国の貿易収支が予想の1/10以下という数字で,中国経済の減速が懸念されました。
キウイには特段のビッグニュースはなく,基本的にはオージーの利下げ観測にて
パリティを窺う域まで到達。

2016年9月も中国貿易収支が予想を下回った事と,原油安傾向があったでしょうか。

現在の世界情勢はユーロもイギリスも,なんだかお先が暗いし,
中国は,トランプ大統領が「うん?なんかヤバ..このままじゃ共倒れか...」なんて思っても,
もう手遅れ領域に来ているよな感じがする。

ドンドン先ゆく金融市場がどこで底づいてくるのか。

チャート形状は2014年11月から2015年4月までの下げ相場と近似性がありそう。
今回は2018年8月10日から下げ始めて長くなってます。

まあ下落期間の長さはとにかくとして,現在は底値圏でパリティも近い。
このまま更に下がって史上最安値圏を形成してくれたら戻りで1000pips...取りたいですね。

オージーキウイさん,しっかり待つつもりですから中途半端に切り返さないでね。
ノート
スナップショット
ノート
オージーとキウイは大きくは一定の範囲で動いてきました。
経済規模や特産物は違うものの一括りに考えられてきました。
なので二国の為替がキウイ高で固定というのが解せないというのもあります。
しかし相場はウンチクより現実がもの言う世界でもある訳で…。

チャートのトレンドラインはホント下げ方向だけど,思い込んではいけませんが,
一発これまでにない底をつけて反転に転ずるのではないだろうか。

上方向ではフィボナッチ0.5や0.786の戻りまで...長期戦ですがマイナススワップが..
それでもいいですけど..でもやはり損した気になりますね...。

もしパリティを割ったらどこまで下げるか正に史上初ですから分りません。
しかしパリティまで戻ってきて,しかり上向きになってから買いたいですね。
Chart Patterns

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