BTCとドルインデックスの逆行

スナップショット

微妙に上げてきました。去年の今頃と言えば、10万単位の上げ下げが常態化していましたが、今は2万でも強烈に感じます。
私は昨日、自分で書いておきながら、LもSも両面焼きを食らいました。といっても、-3000円くらいですが…

さて、今日注目したいのはドルインデックス(黒い線)です。御覧の通り、基本的にはドルインデックスとBTCは逆相関です。
ドル建ての商品ですので、ドルが上昇する局面ではBTCは売られていくというわけですね。
ですが、今回はドルが独歩高にも関わらず、BTCも上昇するというダイバージェンスが発生しています。
もちろん、リスク資産という観点からすれば、リスクオン相場でBTCが上昇するのは当然なのですが、やや警戒が必要と見ています。

私としては、大口が意図的に釣り上げようとしているのではないか?と感じています。既に67万が底で、仕込み終わったということでしょう。
何人かのスキャルピングトレーダーがTweetしていますが、Bitflyerでも板の出方がかなりおかしくなっています。
観察していると、こんな流れを繰り返していました。

①売り板を食って出来高を伴いながら上げ
②調整売りをこなし、下げトレ突入かと思わせつつショートカバーで上げ
③最初に①でブレイクアウト(LC連鎖上げ)したポイント付近にステルス買いを仕込んで、イナゴ買いを集める
④再び上にブレイクアウトして以下同様

とにかく、ステルス買いの入り方が半端じゃないし、枚数も凄く多いんですよね。
それぞれのポイントで、10枚ずつの板を何十回出しているんだ、という感じです。
これが発生したら、まず下げませんし、下げた場合でも今のところ押し目にしかなっていません。
ということは、強い意図をもって上昇させていると考えるのが妥当です。
実際、デリバティブ取引のBITMEXだけが海外の主要取引所価格よりも安くなっており、現物価格と40ドルも乖離しています。
誰が何のために使うのかわからない、BFの現物さえも時折10枚単位の買いが入っています。(*通常、1分の出来高20MAが1枚です)

冷静に考えると、200日SMAがまもなく控えていますし、そこで反発して下げるとは思いますが、要注意です。
リスクオン相場と考えればBTCが上がるのは必然ですが、世界的に見ても新規マネーは入りづらい状況です。
上値を能動的に追いかけていくのは良いにしても、追わされる展開には気を付けましょう。
Trend Analysis

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