BTCは形成していた大型のディセトラを9月に下抜けし10000ドル割りこむ、その後200MAを割り込む下落。
10月中も続落し7345ドルまでをつけ、中国のブロックチェーン推進報道を受け大型のショートカバー10556ドルまで到達しトレンド転換を匂わせるも現物出来高が増加せず(世界的に)プレイヤーの変化を感じられない状態。
11月に向けBTCの状況をポジネガ要素で分類。
ポジティブ要素
【BTC関連】
・BTCの月別勝敗アノマリー2011年から11月は7勝二敗
・BTCテクニカル上重要な200MA上をキープ中
・グレイスケールのGBTCプレミアム復活傾向にあり米国の中長期資金の流入
・米国先物取引所のBakktの出来高が増加中
・6月の高値から(13866→7345)47.4%の調整
・2020年の半減期高騰という共同幻想による現物売りの減少
【世界情勢】
・中国のブロックチェーン推進宣言からアルトコインへの資金流入観測
・米国の利下げ世界的な金融緩和によるリスクオン
・Bitmaim、Kanonらの大型マイナーの米国IPO申請(クリプト産業の認知)
ネガティヴ要素
【BTC関連】
・BTCハッシュレート下落兆候(マイナー投資の冷え込み?市場心理を冷やす可能性)
・BTC現物の10月下旬の高騰以降の出来高は軟調でトレンド転換とは言い難い
・CMEBTC先物の出来高が数ヶ月に渡り低迷中
・8800ドルにあるCME先物の窓(過去に埋める傾向が強い)
【世界情勢】
・Tether(USDT)の大型新規発行が2ヶ月以上未観測
・米国FRBが3連続利下げし、先行きは休止示唆(リスクオフ)
筆者はBTC現物を保有中。
200MA上(現在9092ドル)CMEの窓(8900ドル付近)にロングポジションの指値をエントリー中。