シカゴコーンはそろそろ安値出尽くしか

50年ぶりの作付け遅れで生産に不安が生じた春先に急騰したシカゴコーン。
4.5ドル程度まで上昇すると相場が終わるパターンはこの数年繰り返されています。

注目は季節性が色濃く出る上昇と下落のパターン。
今年の作付け、生産量を占う天候相場となる春先からの上昇だけでなく、
8月下旬から9月上旬にかけて、在庫と消費のバランスに焦点がシフトする
需給相場でも相場の上昇のパターンが確認されます。
(緑の矢印)

米国産コーンは7年連続の豊作続きですが
チャートを確認すると豊作であっても秋に上昇する癖が確認できます。
天候相場が終焉し、需給相場が始まると、安値放置となっているケースでは
上昇することが多いため、ここからのコーン相場には注目です。
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