ポンド円アップデート 中期E地点からの反転狙いと短期戻り売り [2017-08-21 月 14:15]

8月21日(月)のポンド円中期ビューアップデートです。

前回のアイデア投稿後、金曜日まで下落しLong Zoneに突入、
そして金曜深夜に反転し139.8円の安値から140.9まで反発してきました。
ここまでは予測通りの推移となっています。

今日はここからのシナリオを検討してみます。
なおチャートは前回アイデアの予測線(水色線)を残し
今回は白線のアイデアを追加しています。


「まずひとつ目は139.8の安値でE地点を付け反転したというシナリオです」

波動の長さ、形状、チャネル下限への到達などその可能性を残している様に見えます。
このシナリオを確定させるにはチャート内赤線の143.2レベルを
明確に超えてくる必要があります。
明確に超えてくれば押し目買いスタンスが有力です。

しかし現状はまだ次の2つ目のシナリオの可能性がまだ否定できません。


「2つ目のシナリオは143.2近くまでの戻りを試した後再下落で安値更新」です。

現状の相場の力関係を見ると、
まず大きな点として株がここで反転上昇に移るという点に疑問が残ります。
株の調整は時間、値幅とも不足でさらなる調整の可能性が高い様に見えます。
そしてもしその通り株が調整する場合、リスクオフの円高シナリオが妥当です。

またポンドドルは依然として下落余地を残しており
これはドル円と絡む部分があるので一概に言えませんが
ポンド安の可能性も残ります。

となると先ほどの143.2レベルをすんなり超えるとはいかず
戻りは試すものの、上値が重くなり、その後リスクオフが到来し下落。
という形の方がスムーズなイメージと考えます。


まとめるとここからは

「短期的には直近安値の139.8をバックに先週末のLポジションをキープ。
その後は波動の展開状況を見ながら、143.2をバックにS。
そこから下落すれば138円台を目処にTP。
逆に143.2を超えてくれば押し目買いに転換。」

といった形で考えています。

大きな反転時は何度も行ったり来たりするのが通常なので
小ロットキープのままブレイクを待つのが賢明です。
Elliott WaveFibonacciGann

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