新型コロナウィルスの影響で中国の石油需要、消費全体の20%に相当する日量300万バレル減少しているとの報道が出る中、2月3日原油価格は一時50ドル台大台を割り込みました。現在は何とか押し戻されてレンジ内回帰となっていますが、このレベルをサポートしようとする反発の動きが、株式市場でも買い戻しの動きにつながっているものと思われます。
しかし、オシレーター系指標を確認するとRSIは20%以下の水準に沈んだまま、MACDもまだまだ下降の中。
RCIも中期線、長期線は下降中ですので、短期的な下げ止まり反発があっても、いずれ50ドルを割り込んできそう。
そうなった場合、オイルマネーのレパトリ思惑が広がり株式市場に及ぼすインパクトはかなり大きくなると思われます。