今週の振り返り
CPIでインフレ鈍化を確認した今週はさらに大きく伸ばし、19,678の新高値をつけた。
生成AI関連が引っ張る今の相場では、S&P500よりナスダック100のほうが値動きは好調だ。
20,000の大台が見えてきて、ここをターゲットに見てくる勢も増えてきたのではないだろうか。
週末を陽線で引けたのはポジティブ。
来週以降で20,000を狙いに行くか期待がかかっているのだろう。
20,000超えを見たいが、20,000の節目を前に利益確定売りが加速するケースもあるので、付近の値動きはモニタリングするといいでしょう。
チャートからは私が見ている特殊なボリンジャーバンドでは+2σの上まで到達しており、ごく短期ではすぐに上昇するのは行き過ぎなように見受けられる。
短期的に横ばい、再度上昇と上昇の勢いをキープできると理想的。
次週も今週の勢いのまま行くなら、短期的には+3σまで上がる可能性はあり、その場合は20,000にすぐ接近することとなる。
ナスダックのNew Highs-LowsもS&P500同様にネット・マイナスが増えてきているため、一部の銘柄(≒生成AI関連)が強く、他の銘柄は失速している可能性がある。
生成AI関連が失速すれば、ナスダック100も勢いを失い下落するので注視していきたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
20,000前後が目先のターゲット。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、フィボナッチ38.2%の18,644付近がサポートとなるか確認したい。
フィボナッチ38.2%を下抜ける場合は、75日出来高加重移動平均線が次のサポート候補。