今週の振り返り 今週は高値切り下げ・安値切り上げとレンジ内での横ばい推移となりました。フィボナッチ23.6%を境界線にして上下しましたが、週末の引け値ではフィボナッチ23.6%を下回って着地。 安値が19,400で止まって下値は限定されて、上値を試すがフィボナッチ23.6%の上で20,000を手前に何度か失速する値動きでした。いずれも先週のベースからは少し上で推移してており、水色のボックスゾーンから上放れの準備をしているようにも見えなくない。 トランプ砲でネガティブなものが出ず、ポジティブな材料があれば20,000の壁を抜けて一段上に上昇できる可能性はあるでしょう。とは言え、19,111の直近安値もまだ距離は近く、リバウンドが決定的ではないところが今は様子見な価格帯です。 下段のCCIは底打ちして徐々に伸ばしてきてい...
今週の振り返り 今週は高値切り下げ・安値切り上げと下落が止まった週となりました。3月14日(金)の反発を引き継いだ週ですが、狭い範囲での横ばいで週末の引け値ではかろうじてフィボナッチ23.6%をキープした形です。 特徴的なのは安値は5,650で止まり毎日キープしていたため底堅い動きとなっていました。5,650を下値に上昇を試すが、5,770.5を最大値で止まってしまい、フィボナッチ38.2%に及ばず。 今週の出来高は薄く、3月の下落局面での出来高増加の頃には程遠い状況で、上昇を試せるほど勢いはありませんでした。FOMCやメジャーSQ等を通過する週だったためポジション解消や控えられた動きだったようにおもいます。材料待ちのような横ばい。 上昇するためには、まずは水色のボックスゾーンをローソク足実体で上回っていく必要がある...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げで下落4週目でした。8月5日安値から2月19日高値までの上昇で引いたフィボナッチ(左側)の61.8%付近をサポートに下落は止まりました。 先週末時点では「もう一度3月7日(金)の安値付近で値止まりするかを試す場面がありそうです。止まれないと19,400~19,500付近が次の狙い目かな。」と書きましたが、その一段下まで下がりました。トランプ砲の強さと市場の不透明感への嫌気がにじみ出る相場ですね。 3月11日(火)の安値から3月13日(木)安値、3月14日(金)安値は少しずつ切り上げている状況です。そして3月14日(金)の反発で7日出来高加重移動平均線まで上がりました。今は水色のボックスゾーンを形成中でリバウンドの兆しが見えてきたタイミングですが、まだ3月12日(水)の高値を上抜け...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げの4週連続の下落となり、ついに10%を超える下落で調整局面入りしました。週足でみると長い下ヒゲのローソク足で、5,500付近で買いが入った動きでした。調整局面入りした週に底打ちすることも過去には4回ありましたが、今回そうなるかどうかは過ぎてみないとわかりません。 トランプ砲への中国や報復関税やカナダの電力輸出に25%の追加料金など今週も貿易戦争が賑わせて、株式市場は下落しました。週明けすぐから下落し7日出来高加重移動平均線の下で推移し続け、弱い値動きが示されています。3月13日(木)まで下落を続け、5,500の節目付近まで下がりました。 先週末時点では「下がる場合は3月7日(金)の安値5,673付近で値止まりできるかが確認ポイントです。止まれれば安値切り上げで少しずつ上昇を試せる...
今週の振り返り 今週も高値・安値切り下げで下落3週目となりました。3月3日(月)にVWAPを上回り、反転するかと思いましたが、あえなく再び売り圧力が高まり強い下落となり週末まで下げましたね。 S&P500と同様、ボリンジャーバンド(特殊設定・チャート外)を見ると安値は毎日-2σかそれ以上下まで下げています。標準偏差でみても下限ラインを超える下落となり、それだけ強い下落が3週続いたと見て取れます。 3月5日(水)の反発から3月6日(木)に戻り売りが起きローソク足の実体で200日出来高加重移動平均線を下抜けてしまい、弱気な動きを示しました。出来高が多い価格帯である黄色のボックスゾーンも下抜けていて、サポートになりませんでした。 3月7日(金)の雇用統計後の売りで下げを極めましたが、パウエルの講演後に反転しこの日はわずかに...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げの3週連続の下落となり、下落が始まる前の高値から8%下がりました。先週、ダブルトップが完成してブレイクダウンしましたが、パターン通りその後下落を続けました。3月3日(月)こそ反転した時点でVWAPを上回ってきたため、反発の兆しと思いましたが、VWAPを超えた少し上ですぐに売り圧力が高まり、結局週末まで下落しました。残念。 ダブルトップの下落トレンドは明確に進行中で、3月4日(火)には平行チャネルを下抜けました。3月5日(水)はVWAP突破を試みたけどまたもや否定されさらに下落という繰り返しでした。今週もボリンジャーバンド(特殊設定・チャート外)でみると-2σをはって下がり続ける売りの強さが際立っていましたね。 下落は3月7日(金)まで続き、雇用統計の発表後も下落しました。今週の安...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げの2週連続の下落でした。先週末時点の下落シナリオでは「フィボナッチ61.8%が次の値止まりテストラインと見てたが、フィボナッチ61.8%を下抜ける場合は黄色のボックスゾーン(上段)がサポートゾーンのテストです。上段ゾーンがサポートにならなかった場合は、トライアングルの下値ラインからフィボナッチ23.6%での値止まり試すイメージです」と書きました。 2月24日(月)の初日からフィボナッチ(白)61.8%を下抜け、売りは強まるばかりでした。2月27日(木)には安値で黄色のボックスゾーン(上段)を下抜け、フィボナッチ23.6%も軽く貫通しました。12月中旬から続くトライアングルの下限ラインを割り込み、黄色のボックスゾーン(下段)まで下落しました。 私が見ている特殊設定のボリンジャーバン...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り上げで下落2週目となりました。短期の7日出来高加重移動平均線を上抜けできず今週は7日出来高加重移動平均線を毎日下回って推移していることから値動きの弱さが示されています。 2月27日(木)にダブルトップ(黄色点線)のネックラインをブレイクダウンしてしまい、こちらも弱気な値動きでした。2月28日(金)にはさらに下落しましたが、黄色のボックスゾーンと右上に上がる平行チャネルの下限ライン、また200日出来高中移動平均線と3つのサポートラインがある場所でテクニカル的にはサポートされて値止まり反発しました。特に平行チャネルの下限ラインでぴったり止まっていました。 先週末時点では下落シナリオでは「5,935.5を下抜けると、次は黄色のボックスゾーン(上段)が次の狙い目です。200日出来高中移動平均...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り上げした一方で下落して週足が陰線でした。トライアングルのレジスタンスラインを先週上回り今週も最高値をわずかに更新したが、勢いは続かず12月20日(木)から失速して週末まで下落しました。 特に2月21日(金)はトライアングルのレジスタンスラインがサポートにならず、トライアングルの内側に戻す長いローソク足で下落となりました。2月17日(月)から2月19日(水)まで最高値を更新した後の値動きが弱く頭が重い状況からも物語られます。重力に耐えられず、売り圧力が増して落ちているようです。 S&P500でも書いた通り、ウォルマートの決算発表で見通しが悲観的→PMIサービス業が50割れの不調結果→中住宅販売が減少と重なったため、個人消費が悪化している懸念が浮上し下落につながりました。景気減速や景気後...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げでしたが下落で終了しました。前半は問題なく小幅な上昇を続け12月6日の最高値まであと少しのところまで登っていました。しかし、12月20日(木)から雰囲気が変わり週末引けまで下落しました。 12月20日(木)にウォルマートの見通しが弱く悲観的だったこと、12月21日(金)に発表されたPMIサービス業が不調を示す50割れの弱さ、中古住宅販売件数が4か月ぶりの減少と、個人消費が悪化してきたのではないか?との懸念が生まれています。トランプ大統領の関税政策は不透明でインフレ再燃が懸念されており、個人消費にネガティブに影響している可能性があるのです。 12月20日(木)から下落を始め、12月21日(金)には長大陰線の下落が起きました。個人消費が多くを占める米国経済で、個人消費が落ち込むとなれ...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り上げの上昇で、ついに12月16日以来の最高値を更新しました。2か月ほどの調整をブレイクアウトした週でもあります。 2月10日(月)は21日出来高加重移動平均線からスタートしましたが長大陽線の伸びで強そうな気配で始まりました。2月12日(水)にCPI上振れを受けて下落しましたが、2月10日(月)の安値より高いところでストップして長い下ヒゲの反発上昇を示しました。 フィボナッチでみると、50%水準まで下がることなく耐えて反発してることから、下値は底堅い動きでした。CPIはイベント通過の動きとなりました。 反発した翌日の2月13日(木)は力強い上昇でトライアングルのレジスタンスラインをブレイクアウトしました(白色ライン)。ローソク足実体での上抜けで終値がしっかりレジスタンスラインを超えて...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り上げの上昇となりました。安値が限定的な下げで底堅く上値は伸ばしたブレイクアウトが起きた週でしょう。 特徴的な動きだったのは2月10日(月)と2月12日(水)に下落を試したシーンです(丸印つけたところ)。いずれの日も75日出来高加重移動平均線の近くまでしか下がらず、その後反発しています。フィボナッチで見ると、61.8%を下回るが50%には届かず浅い下落でした。先週のミシガン大インフレ期待の上昇を材料とした売りは一過性で特に問題なかったと振り返ります。 安値が底堅く買いイベントとなって、2月12日(水)の反発から上昇を試し始めました。当日、フィボナッチ78.6%を軽く上抜けて、その後、右下に下がるレジスタンスラインをローソク足実体でブレイクアウトしました。フィボナッチ78.6%の上はこれ...
今週の振り返り 今週は高値わずかに切り上げ、安値も切り上げで先週末より若干の上昇で引けとなりました。2月3日(月)の急落からまだ登り高値で2月7日(金)に売られる展開を今週も繰り広げられえました。先週末に「同時に3か国に対して関税発動は株価にはネガティブに働きやすいでしょうから、今後の報道や政策によりギクシャクした動きをする可能性があります。」と書きましたが、その通りとなって週明けからギクシャクした動きでしたね。 2月3日(月)は窓を開けて下落し、一時は75日出来高加重移動平均線を下回ってフィボナッチ23.6%付近まで下りました。1月27日(月)にあったDeepSeekショックの安値まで下がらず手前で値止まりしたのはポジティブな動きでした。値止まりした後の反発では75日出来高加重移動平均線の上に戻り、21日出来高加重移動...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げで先週比では若干の下落でした。先週末の引け値を上回る水準まで上昇しましたが、金曜日の下落でわずかに先週末より下がってしまいました。 2月3日(月)から追加関税の報道で再び下落しました。先週末時点で下落シナリオは「再び75日出来高加重移動平均線を下抜けて下落を続ける場合は、フィボナッチ38.2%に再トライ。フィボナッチ38.2%を下抜ける場合は下降トライアングルの上値ライン付近が次のサポートテストライン」と書きました。月曜日の下落はフィボナッチ38.2%を下回り、下降トライアングルの上値ラインでピッタリ止まりました。この上値ラインがサポートラインとして今も機能していることが示されました。 サポートラインから反発後、長めの下ヒゲをつけて月曜日は陽線まで回復しています。下値では買いが入...
今週の振り返り 今週はS&P500と同様に高値・安値切り下げの下落となりました。DeepSeekによる急落はS&P500よりAI関連・テックの比重が高いためボラティリティの大きい下落でした。 先週末時点では「上述したとおり上昇トレンドラインを割り込むときは押し目形成となります。まずはフィボナッチ50%の浅い押し目で止まるか確認したい。次の押し目ポイントは、出来高が多い価格帯ゾーンの上段ボックス(黄色)」と書きました。DeepSeekショックは軽く左記のゾーンを下抜けて、1月13日(月)の直近安値に迫る勢いでした。 しかし、1月13日(月)安値まで下がらず値止まりしました。1月27日(月)は超大陰線ですが、反発強く下ヒゲもここ最近では最も長かったです。水準感は急落でかなり下げましたが短期的にはいい押し目にはなりました。 ...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り下げの下落でした。今は1月13日(月)の安値から切り替えす上昇トレンドを開始しているところです。しかし、1月27日(月)からDeepSeekショックで上昇トレンドラインをぶち抜き、前週の上昇を帳消しにする急落が起きましたね。 急落は5,948まで下げましたが、そこで止まり長い下ヒゲで反発しています。ちょうどフィボナッチ38.2%ラインで止まりました。フィボナッチ38.2%で反発なら耐えたなという印象。下ヒゲで反発した後の推移を見る限りは、1月27日(月)の安値まで下げることなく消化した値動きに終始しています。 先週末時点では「フィボナッチ61.8%~75日出来高加重移動平均線のあたりが最初のサポートゾーンお試しポイントでしょう。上記を下回って下落する場合は下降トライアングルの上値ライ...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り上げの上昇週でした。トランプ大統領の就任式を無事通過し、安堵を得た市場は短期的には買いポジションを増やした模様です。 就任式直後の1月21日(火)は下落するもトライアングルの上値ライン(右下に下がる白ライン)付近で値止まりしました。そして下ヒゲをつけて反転上昇していることから、底堅く上昇に向かったことがわかります。 就任イベント通過もありますが、巨額投資するスターゲート・プロジェクトの発表でAIインフラへの刺激策は、AI関連銘柄の値動きを見る限りでは上昇への拍車をかけたのでしょう。7日出来高中移動平均線が21日出来高加重移動平均線とゴールデンクロスして再び上昇トレンドに戻しました。 上昇した先は、私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)では+2σに差し掛かりました。そ...
今週の振り返り 今週はトランプ大統領の就任式を通過し、高値・安値切り上げで上昇した週となりました。最高値6,184.5に対して今週の高値は6,162.25とあと少しのところまで上がっています。先物ではなくS&P500指数を見ると、最高値を上回り新高値を形成しました。 フィボナッチ78.6%を上回り好調な上昇でしたね。フィボナッチ78.6%は12月26日に一度否定された場所でその後下降トライアングルを形成してきました。その下降トライアングルを先週末に上抜け、今週はフィボナッチ78.6%を上抜けた。この動きは買い圧力の強さが示された結果と見えます。 出来高加重移動平均線で見ても、7日出来高中移動平均線が21日と75日とゴールデンクロスして急角度な上昇を描いています。 1月24日(金)は下落となっていますが、指数の新高値と...