今週の振り返り 週の前半はトレンドライン(黒色太線)で跳ね返されて4,200を割って4,100近くまで調整されましたが、それ以上下げることはありませんでした。 木曜には短期的な下のトレンドライン死守して、金曜には、債務上限問題の進展を受け、上のトレンドライン(黒色太線)まで戻しています。4,200の節目は週を通すとキープして底堅さがあります。 次はトレンドライン(黒色太線)をブレイクアウトして上昇するかどうかが確認ポイント。 AIの波によるメガテックや半導体への流入集中で上げてきた側面があるので、他のセクターも上昇機運がでてくるのかは気になるところ。 次週のシナリオ ①上昇する場合 まずは トレンドライン(黒色太線)を上抜けてブレイクアウトするかどうか を確認しましょう。 ブレイクアウトすると先週と変わらず...
今週の振り返り 火曜日から下げ始め水曜日まで少し下げたがトレンドライン上で止まって、ヒゲをつけた反発になりました。 その後は14,000を超える止まらぬ上昇へ。 債務上限問題の進展報道を受けて、金曜日は大きく伸ばしています。 14,000を超えた後、14,400までもう少しのところまで伸び続け、金曜は+2.7%と久しぶりの大陽線となりました。 本日、日曜日に債務上限問題が原則合意と報道されました。 31日の採決までどう状況変化があるかにも寄りますが、事実が出たので値動きがどうなるか見たいですね。 次週のシナリオ ①上昇気流が続く場合 前週に挙げた1つ目のライン14,000をブレイクアウトしたので、次の意識されるラインは14,400ですね。 14,400を上抜けるといよいよ15,000の節目が見えてきます。 ...
今週の振り返り 水曜日に債務上限問題の協議においてバイデン大統領とマッカーシー下院議長の両人が「デフォルトしない」と発言しました。 短期のフィボナッチ78.6%で踏みとどまった形で底堅かったですね。 債務上限問題に安堵した市場は、チャートのトレンドラインを発射台にして上昇しました。 ついに今年の壁となっていた4,200の節目をブレイクアウト。 メガテック流入の傾向は続いたことも、指数には好影響だったと見える。 このまま上昇気流に乗ってほしい。 材料として懸念するのは、債務上限問題。 決着がつかず延期などグダる可能性もあるため、そうなったときは情報の出方によっては一旦反落して調整されるシナリオも考慮しておきたい。 次週のシナリオ ①上昇する場合...
今週の振り返り ジリ高を続けてたナスダック100は、5/1の山付近(赤い長方形ゾーン)を下抜けなければ調整もあるかと思ったが、ピッタリ止まってさらなる上昇へ向かった。 節目の13,500を火曜日に突っついて、水曜日には債務上限問題でバイデン大統領とマッカーシー下院議長が「デフォルトしない」発言でポジティブに捉えた後は、一気に13,500をブレイクアウトした。 ブレイクアウト後はその勢いで8月高値も軽く超えた。 次の節目である14,000を目指した形だが、金曜に債務上限問題の交渉が一時停止となったことで、株価も水を差された。 次週は、債務上限問題の進捗次第で株価の動きも変わるのだろうか。 決着がつけばポジティブだが、延期などネガティブ材料が出たときの反応は要チェック。 FOMC議事要旨とPCEにも注目が集まるか。 ...
今週の振り返り 月曜に高値を付けた後は、米地銀リスクオフやパウエルの総切り下げ否定などによる調整により、前半こそ サポートゾーンの紫色ボックスまで下げたがそこでストップ。フィボナッチの78.6%付近で下げ止まって、軽い調整程度 でした。 金曜の急騰で高値付近まで反発している。 以下の材料がミックスで反発となった。 今週はほぼS&P500に連動した動き。 アップル決算通過でひと通りのメガテック決算が堅調なことを確認でき、決算をまたがなかったポジション調整勢の買い戻し JPMが米地銀を「買い」アップグレードにしたことで前日までのショートカバー 雇用統計は予想上振れで表面的には強い結果に見えるが、雇用者数の増加はだんだん緩やかになっている。 2月・3月の雇用者数が下方修正で速報値ほど強くない事実が見える。 ...
今週の振り返り 上値・下値変わらず水色ボックス圏内での小幅な値動き。 4/4高値を目指したが上値は届かず失速し、反落に転じた。 金曜は、3日目の下落だが、9/13高値付近のサポートゾーン(紫色)で再び買いの底堅さ。 小幅とはいえ、金利上昇の影響がより受けやすいナスダックのほうがS&P500より下げ幅が大きい。 また、MACDがデッドクロスしています。 水色ボックス圏を上・下どちらに抜けるかは、メガテック決算にかかってるのかもしれない。 PCEも次の金曜にあるので要注意。 日柄で見ると、25日~26日あたりが変化あるかもしれません。 次週のシナリオ ①再度、上を目指す場合 週と変わらず、高値13,241をしっかり上抜けると、13,400~13,500がターゲットライン。 ②水色ボックス圏を下抜ける場合...
今週の振り返り 月曜から火曜は、下ヒゲを付けて4,200にトライする値動きとなったが、4,200手前で失速。 そこから週末までは下げて調整する推移となりました。 ブラックアウト前のFed高官がタカ派維持の発言が増えて金利上昇。 指数も反応してやや下げる展開となっていた。 結果として勢い衰え、サポートライン(緑色の直線)まで失速している。 右下に下がる黒色直線も下回ろうと値動きしていた。 このままサポートライン割れすると、下げ加速になる可能性がある。 次週はメガテック決算があり、サプライズ次第によって値動きの方向が決まってくるだろう。 4,200超えと下落調整の狭間にいるので、どちらに動くかが試される。 日柄で見ると、25日~26日あたりに変化がありそうに見える。 次週のシナリオ① サポートライン割れする場合...
今週の振り返り 上値重いところから落ちるが、9/13高値付近のサポートゾーン(紫色)で買い圧力が高まり底堅い展開。 木曜のPPIで下値から反発して上昇するが、上値も重いまま上がりきれずストップ。 非常に狭い範囲での上下動で方向感が定まらない週でした。 このままヨコヨコした動きとなると、勢い続かず稲穂型に垂れていく可能性があります。 Q1決算本格化する今週以降からボラティリティが上がるかもしれないので、 サポート・レジスタンスを意識してトレードするといいでしょうね。 次週のシナリオ ①上昇の勢いが伸びる場合 高値13,241をしっかり上抜けるなら、変わらず13,400~13,500がターゲットライン。 13,241付近で前線攻防がありそうで、上値が重くなりやすいので反落には注意。 ②反落する場合...
今週の振り返り 経済指標の下振れが目立ち、金利低下よりも景気スローダウンに意識が向いた週でした。 リセッション意識から木曜日の途中まで下げたが、木曜日の米国オープンから反発。 金曜の雇用統計後も短い時間ながら先物は上昇した。 木曜日の安値は9/13高値付近の意識されやすいポイントで、押し目として機能したようだ(黒色の丸印)。 少し前まではレジスタンスゾーンだったので、今度はサポートゾーンとして機能し始めただろうか。 押し目であったなら、次週は上昇の機運のほうがやや優勢に見えるがどうなるか。 赤線・緑線のトレンドラインの間にある中途半端な位置。 CPIにサプライズがあるのか、Q1決算の序盤戦がどうなるかに掛かってきそうだ。 次週のシナリオ ①上昇が継続する場合...
今週の振り返り 経済指標の下振れが目立つ週でした。 金利は低下するが、リセッション意識が強まり指数株価は水曜日まで下げていきました。 木曜日に反発し、それまでの下げもただの押し目となりました。 金曜には、雇用統計の通過で先物はやや上げて引け。 リセッション懸念と金利低下の間で、株価は一進一退。 すでにテーマは次のCPI・FOMC、そしてQ1決算に移っているように見える。 次週のシナリオ ①再び高値を狙う場合...
今週の振り返り 月曜にはSVB買収の報道があり、金融システム不安は緩和。 火曜日を底に大きく上昇した週となった。 水曜には、節目の4,000、上値の短期レジスタンスライン(赤色直線)を両方上抜けてリスクオン。 金曜日にはコアPCEが予想下振れでインフレ鈍化、かつこの日は四半期リバランスがあり、上昇に拍車がかかった。 結果として、2月高値から3月安値のフィボナッチ78.6%まで戻した形だ。 次週のシナリオ ①リスクオンが続く場合 さらに上値を追う場合は、次のレジスタンスライン4,140~4,150付近がテストポイント。 そして、次は節目である2月高値付近の4,200がレジスタンスとなりやすい。 ②反落する場合...
今週の振り返り 月曜から下げたが、SVB買収報道で銀行問題の不安緩和となって、火曜には下ヒゲを付けて反発。 リスクオンとなっている。 木曜にはレジスタンスゾーンとしていた13,000前後を上抜けて力強さを見せた。 金曜は、コアPCEの予想下振れでインフレ鈍化を示唆したこと、 かつ月末リバランスの影響もあってか、より一層の上昇となって週末引けとなった。 次週のシナリオ ①上昇が継続する場合...