【USDCHF/ドルフラン】相場分析20201025 シナリオアップデート/下降継続と反発上昇それぞれの狙い目

【サマリ】
この相場分析では前回投稿のシナリオ(下記リンク参照)のアップデートを記載します。
メインのシナリオは上昇転換を狙ったロング戦略である点は変わらないものの、現在の下げトレンドが継続した場合のショートについても記載します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
週足の大局観は変わっていません。下降5波が継続中でこれから上昇転換の1波目が形成されていくのではという想定です。
この1波目を日足以下の波で捕捉してロングを狙っていくというものになります。
現在は赤の下降チャネルに収まる下降トレンドですが、仮にチャネルを下抜けるような展開となれば、チャートに示した2014年の安値水準や、さらに下に控える2015年のスイスフランショック時の安値水準を目指す可能性を考えていく必要が出てくるでしょう。


<週足>
スナップショット

<中期足>
日足
週足で見た下降波動の5波目が日足の下降5波(オレンジの波)にブレイクダウンされていることがわかると思います。
この5波から反転上昇して3波まで形成(ABC)したものの、そこから再び下げてきた形となりました。
現在は週足で引けるパープルの水平線に到達。ここからどういう波動を形成して動いていくかを4時間足で考察します。
※直近の下落で日足の押し安値を下抜けしてしているので、今日足レベルでは目線は下というのは留意しておくべき点でしょう。

<日足>
スナップショット


4時間足(最上部チャート)
上下二つのシナリオに分けて考察します。

<上昇転換>
・まずメインのシナリオとしての上昇シナリオですが、現在価格が位置している週足の水平線から反発上昇して5波形成していくというシナリオ。
・4時間足ではWボトムを形成して反発上昇していくという形になるとともに、週足レベルで見てもWボトムを形成(週足チャート参照)して反転上昇していくという、大きなWボトムの中に小さなWボトムが現れるフラクタル構造を形成して上がっていくという流れです。
・さて4時間足レベルで上昇転換が起きたときのロング戦略ですが、まずは4時間足で確認できる青のネックライン/レジサポラインを上に抜けられるかどうかがポイントです。このネックライン抜けが1波となり、そこから2波、3波と形成していく動きが出ればその3波目を狙いたいところ。
・赤の水平線で示した日足の戻り高値付近では再度戻り売りを狙ったショート勢の売り圧力が働くことも考えられるので、このライン手前で分割利確して残りはどこまで伸びるかを観察。日足戻り高値を超えてくれば強気でロングの増し玉を追加といったシナリオを考えています。

<4H>
スナップショット


<下降継続>
現在価格が位置している週足の水平線をした抜ける場合は、現在の青の下降5波動がもう一段階下を試す展開となり、週足下降チャネル下限までの動きを想定。そこまでの値幅だけでも60pips近くあるので、十分にショートも狙い目の位置にあります。


今回解説したドルフランの動きはドルインデックスの動きとも関連するため、来週はドルインデックスの動きに要注目です。
ドルインデックスの解説についても下記にリンクを貼り付けています。
Elliott WaveTrend AnalysisUSDCHF

■”なぜ”がわかる相場分析
・チャートの動きというファクトを元に
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相場展望を解説

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