USDJPY

4H足で分析。
米経済指標の悪化で思った以上に下落をし、146、145を巡る攻防になりそうである。
現状は、今年2月前半、3月上旬に固めた146.5近辺にいることから、ここで下を固めてからの上昇になるのかを見極めたい。
前回の分析のとおり①為替介入による頭押さえ②日本の利上げ③米経済指標の悪化⇒2回の利下げ期待により、日米金利差の縮小を背景にして、下方向へのエネルギーが放射された状態である。
上昇のエネルギーが半端なかったため、下へのエネルギーも大きいが、半値戻しで154付近までの上昇は考えられると思う。
その根拠は、
 ①中東情勢の悪化が、原油高をもたらし、インフ  レを再び加速させる恐れが大きいこと
 ②米は資源があり、経済も強く影響が他国より少なく、ドル高を加速させかねないこと
である。
日本、欧米の資源が無い国は、中東危機により多額の損失を被るおそれがある。
ただし、8月12、13日にも予定されているイランのイスラエルへの報復規模や報復後のアメリカの出方次第では一時的にドル安に向かう恐れもあるので、情勢が固まるまでは、静観がいいと思う。
Trend Analysis

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