おもしろ投稿、対米ドル売りで金利がつくドル/メキシコ・ペソをチャート分析!形状は悪くない。

昨日、アセンダントの山中さんと会食しながらお話していたのですが、ドル売りするならどの通貨ペアで勝負しようね?と議論になりました。
米国がドル安が良いと本気で言い始めたら、はやり世界はドル売りに繋がります。
ユーロドルの上昇が意外なものになる?いやいや、ドル円のほうが下値の余地があるか?などと盛り上がっていたのですが、結局個人的な結論はドルペソかドルカナダかな〜・・・?っといったところでなんとなく腑に落ちました(笑)

それが月足でなかなか面白い形をしていたのでご紹介したいと思います。

米ドル/メキシコ・ペソ月足チャート

スナップショット

月足です。
天井圏で三角持ち合いを形成中でして、18.50を割り込めば下落トレンドが加速しそうです。

RCI52は下方向に向き始めており、1年以上は下方向です。月足でRCI52を語ると気が遠くなりますので割愛しますが、RCI26があと1〜2ヶ月で真横、または下方向に向きそうです。今月の陰線が決まれば、真横かわずかに下方向に向くでしょう。
RCI7と9はすでに下向きですので、今月の陰線は大きな意味を持ちそうです。

週足にしてみます。
スナップショット

トランプ大統領のメキシコ関税の延期発言により、窓を空けて下落した先日ですが、その窓開けインパクトは大きいです。
また何を言い出すかはわかりませんが、一旦は天井を付けた形だと考えております。
すでに関税がかけられる前提でメキシコ・ペソは売られておりましたがあまりペソ売りでここ1年は反応をしておりませんでした。
対ドルで同等水準のレベルを位置しており、全体的にドル高になる中でよく耐えている新興国通貨だと思われます。
ドル人民元やオジドル、NZドルと比べれば大健闘をしていると言えるでしょう。

メキシコ・ペソは常に米ドルより金利を高く保たせる癖がありますので、米ドル利下げ議論が盛り上がってきますと、さらに下値の余地が拡大すると思われます。
最近の世界情勢はリスクオフと隣合わせですが、米中貿易戦争では飽きが来ておりますし、ドル/メキシコ・ペソに至ってはレンジ相場で推移中です。
米ドルが買われすぎなのでしょう。ドルストレートではドル買いでかなり傾いておりますので、今年1度でもFRBが利下げをすれば素直に反応してくると思われます。

ユーロドルをロングしたり、ドル円のショートを中長期で持つには少し勇気がいるのですが、ドルペソならショートしやすいかなっと感じました。
変わり種の投稿になりますが、ご参考までにご紹介しておきます。

Chart Patterns

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