スプレッドボリンジャーのトレード

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前回、スプレッドボリンジャーは、通常のボリンジャーバンドのように順張り・逆張りに対応したインジケーターであることを書きました。その時にご紹介したQQQとSPYの組み合わせは逆張りトレードです。つまり、バンドの下限を下回った時には、両銘柄のスプレッドは縮小し過ぎているため、QQQを買います。一方、バンドの上限を上回った時には、両銘柄のスプレッドは拡大し過ぎているため、QQQを売ります。なぜ、SPYを取引しないのか?通常の場合、このようなスプレッドの拡大・縮小の行き過ぎはボラティリティの高い銘柄の方が、その要因になることが多いからです。QQQはナスダック100のETFであり、SPYはS&P500のETFであるため、QQQの方がボラティリティが高くなりがちです(いつもそうではありませんが)。

さて、今回示したチャート画像は金CFDを取引しています。組み合わせた銘柄を詳細には書けませんが、金はその他のコモディティや為替などとの相関が考えられ、それらを組み合わせたトレードです。ただし、今回の例は、QQQの時とは異なり、順張り型のトレードを行っています。
こういった過去の検証もTradingViewを使うことで容易に行うことが可能です。
詳細なレポートはスプレッドボリンジャーを利用しているTradingViewユーザーの方々には公開していますので、そちらをご覧ください。
Technical Indicators

岩本祐介
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