今日明日が勝負所か1週間続いた疲弊相場がそろそろ終焉を迎えるかもしれません。
というのも月足が確定するからです。間もなく6月の月足が確定します。
現在の月足を見てみます。
今の位置を固持するならば5月の陽線を全て食い尽くす動きとなります。
高値圏で、『陽の陰はらみ』『包み線』になった場合売りサインとなります。
ただし絶対に売られるわけではなく、あくまで確率的に売りのサインです。つまりLS比0:100ではなく40:60から10:90になるということです。
とにかく売りサインと聞いたら0:100で考える人が多いので、逆行の含みは持たせたほうが良いです。
次に日足です。
1週間のレンジとなり何度か288EMAを超えては戻る展開となってました。日足288EMAをローソク本体が明確に超えた場合雲底に沿って徐々に上がっていくというシナリオは存在したと思っていますが、今ではもう超えること自体が難しくなったように思われます。
最後に4時間足です。
・4時間の雲でみると少しくぼみがありました。そこを目掛けて雲の中に入っていくシナリオが昨日までは存在していましたが、やり過ごしたように見えます。
・またMACDがずっとGCしたまま上昇していたのが気になりました。こういう時は結構長く維持され、気がついたら上昇トレンドに転換していた、なんてことは多々あります。しかし今回はローソク本体が下がっているのにMACDが上昇している逆行パターンとなり、調整局面での上昇であったようです。つまりこの状態でDCすると下落余地が拡大する可能性があります。
図面で示しましたが、1週間前、週足雲底で折り返しました。この雲は2度上下に通過しているので私は『終着点としては』意識されていないとみている為、いずれは抜けるものと考えていました。
この空白地帯をどう抜けるか、すべてはそこにかかります。
ディセンディングトライアングルの期待値としてはレンジブレイク後1750と出ましたが、その先に週足75EMAが存在しますので、いったんはそこまでかなと考えています。