ETH/USD いよいよ最終局面!トレンドラインを死守できるかETHはいよいよ最終局面にきている。
9月11日に相場分析をして以降、明確な方向感を出さないまま横ばい相場を展開している。やはり$376ラインはそれほど強力に意識されているということである。
一方で、9月13日に急落した相場においては上昇トレンドライン+中期移動平均線(50MA)にしっかりサポートされた。これにより、さらに上昇の勢いを強め、$376抜けにチャレンジしている状況である。
なお、$376ラインを抜けたとして、その直上には下落トレンドライン+長期移動平均線(100MA)が控えており、なかなか上も厳しい状況である。
一旦9月5日にトレンドを下方向に向けた後、一時的に反発し戻してきている状況であり、上には前述のようなレジスタンスとして機能する様々なラインが密集している。したがって、相場のセオリーからいくと、売り叩かれても何らおかしくはない状況である。
ただし、現在の仮想通貨市場への期待はそのセオリーを上回るものだと考えている。BTCが再度$12,000を試す勢いが継続する限り、ETH含めアルトコインも上値を試していくと予想している。
直近の大きな変動には注意が必要である。
ETH-USD
ETH/USD トライアングルパターンからの上抜けに期待!ETHは今週始めに大きく価格を落としたものの、その後は順調に価格を押し上げてきている状況である。
現在、Wボトムを付けながら安値を切り上げてきている状況であり、上値については直近相場で最も意識されているといっても過言ではない、$376ラインにレジスタンスされている。このパターンはアセンディングトライアングルと呼ばれ、上昇トレンドに回帰する可能性を示唆するチャートパターンである。
現在のところ、下値切り上げライン(上昇トレンドライン)と短期移動平均線(20MA)、$350付近の水平線が重なっており、サポートラインとして機能する可能性は高い。新規ロングが加わることで勢いを増し、$376にチャレンジする展開は近いと考えられる。
一方で懸念点としては、中期的視点で見たときに$376ラインで反発された場合、ロールリバーサル狙いでショート勢の力が増してレジスタンスされてしまうことだ。同ラインは市場のトレーダーの多くが意識していると予想されることから、急落してしまう可能性もある。下げ止まりポイントとしては$320ライン、そこを抜けてしまった場合はどこまで下げるか予想できない。
上昇の期待がされている一方で、非常に危険な相場でもある。
しっかりリスク管理をした上でチャレンジしていきたい。