"正しい負け"がなくては勝てない今まで多くのトレーダーの方と接する機会があり、
その中で「負け」を過度に回避する傾向の方が相当数いらっしゃることに気付きました。
そのため、当アイデアでシェアすることで「負けは必要なのだ」と認識して頂ければ幸いです。
負けの認識プロセスには2段階あると私は考えています。
<第1段階>
ビジネスと同じで費用(負け)自体は必要なものだと認識する。収益(勝ち)を生み出す為には不可欠。
ビジネスなら、在庫、人材(人件費)、広告などなくして売上を出すことは不可能です。
ここでその認識ができていないと
100%勝とうとし、ロスカットを入れられなかったり、ロスカットラインに近づくと負けるのが嫌だから現在値から遠ざけてしまう。
それが 大きな損失を生み出す原因 となっていると感じています。
<第2段階>
ビジネスと同じで その費用(負け)が不必要なものでなかったかどうかを検証 する。(意味のある負け方をすることが大事)
ビジネスなら適正な仕入量、人件費、広告費にしなければ、経営を圧迫していきます。(利益が少なくなる)
それと同じで、 トレードにおいても「その負けは、勝ちに不可欠であったものか、無駄でなかったか」を検証することが大切 となってきます。
これら2段階を踏み、
”正しい負け”=”勝ちに繋がる負け”
をしていくとトレードが上手くなってきます。
是非この考え方を参考に
「自分のトレードはどうだったか?」
と 振り返るきっかけ にして頂ければ幸いです。