チャネルを早い段階で予測する方法この投稿では平行チャネルについて、以下の2点を共有したいと思います。
・チャネルを引くときに意識する点
・チャネルを早い段階で予測する方法
チャネルを引くときに意識する点
チャネルに限らず、水平線やトレンドラインにも共通することですが、多くの市場参加者が意識するラインかどうかという点が重要です。
多くの市場参加者の視点が集中する場所であればあるほど、そこで仕掛け(=注文)が発生する可能性が高くなり、トレンドの転換やブレイクへと繋がるからです。
平行チャネルについては、一つの目安ですが、上限/下限どちらかで3点以上接点があるものは市場参加者の多くが意識する可能性の高いチャネルとして考えられます。
ただ、それ以下の場合についても見込みでチャネルを引くことで、あらかじめ将来のサポート・レジスタンスの候補を把握することができます。
以下ではそのチャネルの予測方法について紹介します。
チャネルを早い段階で予測する方法
概念図
上昇チャネルの場合を例にとると、上図のように0->1->2と安値の切り上げが発生した時点で、
1. まず0-2ラインを引く
2. 0-2ラインを高値1にスライドさせる
ことで最も早い段階での見込みチャネルを引くことができます。
そして図の2のポイントから実際に上昇トレンドが発生した場合、見込みチャネルの上限で反発して一旦調整下落へ入るケースは結構頻繁に発生します。
図の2のポイントでロングポジションが持てている場合は、見込みチャネル上限到達で一部利益確定してしまうのも一つの判断でしょう。
ぜひ過去チャートを使って検証してみてください。