ゴールド:小さなプルバック後も上昇ターゲットは3.65xBLSの労働統計改定後、金価格はH1チャートで上下に激しく揺れ動いた。しかしながら、上昇トレンドの構造は維持されている。価格は一目均衡表の雲の縁をサポートに、安値が切り上がり、3.62x付近にはFVGの需要帯が残る。さらに強い売りが入れば、3.60x(雲の中央)が均衡点として意識されやすい。
今週の注目は米国PPIとCPI、さらに新規失業保険申請とECB会見だ。指標が弱ければ利回りとドルが低下し、金は3.64x–3.65xに戻る可能性がある。逆に強いデータが出れば3.62xへ後退し、3.60xを再テストする展開も想定される。
結論として、3.60xが維持される限り、浅いプルバックからの上昇シナリオを優先する。短期的なレジスタンスは3.64x–3.65xで、終値ベースで突破できれば上値拡大の確率が高まるだろう。
あなたはどう思う? 金はすぐに3.65xを超えるのか、それとも3.60xで再びバランスを取るのか。
Signals
「階段状」の回復、148.6–149.3 が決定的なゲートに皆さんこんにちは。H4チャートを見ると、USD/JPY は綺麗なリバウンドを終えたところです。価格は一目均衡表の雲を上抜け、下には二つの需要FVGが階段状に残されており、依然として買いフローが積極的に参加している痕跡が見えます。148.8–149.0付近での反発は上部に薄い供給FVGを形成し、短期的にはやや強気ながらも抵抗帯を完全に突破したとは言えない状況です。
テクニカル面では、直近のレジスタンスは 148.60–148.80 と 149.10–149.30 に位置しており、明確に突破すれば心理的節目である 150.00 を目指す余地が広がります。一方で、サポートは 147.80–147.60(FVG+雲の端)、次に 147.10、さらに下では 146.50–146.30 が意識されます。ネガティブシグナルは、H4終値が再び雲内へ沈み 147.60 を割り込んだ場合で、その時は 147.1 → 146.5 への調整リスクが高まります。
ニュース面では、USD/JPY は依然として米国債利回りに連動しています。米国の指標(PMI、雇用、インフレなど)が強ければ利回りとドルを押し上げ、148.8 → 149.3 のテストにつながる可能性が高まります。逆に弱い結果なら利回り低下とともに、147.8 → 147.1 への下押し圧力となるでしょう。日本側では、日銀がインフレの持続や賃金改善に言及するような強硬姿勢を示せば、抵抗帯からの反落要因となり得ます。さらに USD/JPY が心理的節目の150に迫れば、財務省による口先介入リスクも高まり、日中の反転を警戒する必要があります。
現在、ドル円(UJ)は上昇基調の持ち合い局面にあります。147.6 を維持できれば、短期トレンドは依然として優位で 148.8 → 149.3 の再テストが視野に入ります。逆にこの水準を割り込めば、147.1/146.5 への調整が高い確率で進行するでしょう。米国の指標(利回り)や日銀・財務省からのシグナルが、価格がどちらのレンジを選ぶかの「きっかけ」となりそうです。
短期USD/JPY:ギャップ147.9–147.6を意識皆さん、こんにちは。
USD/JPYは現在、調整局面にあります。146.9まで下落後に反発し、高値更新ならず、短期レンジは147.6–148.6に収束しています。直近の上昇は148.4–148.6の供給ゾーンで止まり、連続した上ヒゲが形成されており、売り圧力が依然として強いことを示しています。
価格はH4の薄い雲とKijun線付近に位置しており、トレンドの傾きはまだ十分ではなく、均衡帯に戻されやすい状況です。下方にはFVGゾーン147.90–147.60があり、価格はまずここに戻ってギャップを埋める可能性があります。ゾーン中間の147.75–147.80は最初の試練となります。
他の要因もギャップ埋めを支持しています。急上昇後のローソク足の戻しは売り方の防御を示し、買いの勢いは減少。米利回り低下、株式市場のリスク回避、あるいは日銀・財務省のタイトな姿勢があれば、さらにFVGへ押されやすくなります。
皆さんはこのレンジ、どう見るでしょうか?コメントで教えてください。
USD/JPYは反発後に弱含み、146.7まで下落するリスク週明けのUSD/JPYはジャクソンホール後も依然として冴えない動きを見せています。FRBが早期利下げに動くとの期待が強まり、ドルは持続的な上昇の勢いを欠いています。今週は米国の経済指標(住宅関連、耐久財受注、消費者信頼感、GDP速報値、コアPCE)が相次いで発表される予定ですが、強い結果が出てもテクニカルな反発にとどまり、弱い結果であればドルにさらなる下押し圧力がかかる可能性が高いでしょう。一方で、円は依然として150円に接近する局面では当局の介入リスクに敏感であり、上値の重さは増しています。
H4チャートでは、148.8x付近からの急落により147.90–148.40に厚い供給ゾーン(FVG)が形成されています。その後の反発は147.3–147.5で頭打ちとなり、直近は146.9–147.1の薄い需要ゾーンに位置しています。上ヒゲの長いローソク足が続き、実体は低く引けており、出来高の増加を伴った下落は売り圧力の優位を示しています。この形状からすると146.9–147.1のゾーンは割り込まれる可能性が高く、まず146.70、さらに146.30まで下落が広がるシナリオも想定されます。
次の展開について、あなたはどう考えますか?ぜひコメントで教えてください。
USD/JPY:上昇継続か、それとも調整か?現在、USD/JPYは148.60円付近で推移しており、重要なフェア・バリュー・ギャップ(FVG)である148.30、148.60、148.80の水準に接近しています。これらの価格帯は、市場が再びテストする可能性のあるポイントであり、その後の方向性を決める重要な領域となります。もしUSD/JPYがこれらの水準を維持できれば、上昇トレンドは継続し、150.00円を目指す可能性が高まります。
直近の取引量を見ると買い手が優勢であり、この点も上昇シナリオを支持しています。さらに、現在の価格が一目均衡表の雲の上に位置していることからも、強い買い圧力が確認できます。ただし、価格が雲を下抜けた場合、調整または反転の可能性も考慮する必要があります。
総合すると、USD/JPYが現在のFVG水準を維持する限り、上昇の可能性が高く、次のターゲットは150.00円となります。しかし、もしこれらのレジスタンスを突破できなければ、148.00円付近への調整が起こる可能性もあります。
USD/JPY: 狭いレンジでの膠着状態が続くUSD/JPYは現在147.3付近を推移しており、月初に150近辺から急落して以来、方向感に欠ける展開が続いています。4時間足では148を何度も上抜けしようと試みるものの失敗し、上部には埋められていない赤色のFVGが残存しており、これが明確な「蓋」となって買い方を抑えています。一方で146.5~146.7付近には緑色のFVGが存在し、価格がこのゾーンに触れるたびに買い支えが入る状況です。
直近の値動きは優柔不断で、長いヒゲを持つローソク足が多く、市場が新たな材料を待っていることを示唆します。Ichimoku雲も平坦で、明確なトレンド形成よりも狭いレンジでの推移が続く可能性が高いです。もし146.5を割り込めば145.8への下落が視野に入りますが、逆に148.3を突破しない限り、買い方が主導権を握るのは難しいでしょう。
ファンダメンタルズ面では、FRBが緩和に慎重姿勢を崩さないため、ドルに若干の優位性があります。注目はジャクソンホールでのパウエル議長の発言で、利下げペースについての手掛かりを探る展開です。一方、日銀は依然として緩和姿勢を維持し、円安が行き過ぎた際には口先介入に留まっています。150円は依然として「警戒ライン」となっており、この水準に近づくと利確売りや介入懸念から上値が重くなるでしょう。
USD/JPY:買い勢力が復帰、148.0を目指す展開へUSD/JPYは一時的に146.3〜146.5まで下落した後、FVG(緑ゾーン)から反発し、依然として買い圧力が市場を支配していることを示しています。現在は147.3付近で推移しており、ちょうど一目均衡表の雲に接近しているため、「上昇への助走」を取っているようにも見えます。
もし146.8を維持できれば、次のターゲットは147.8〜148.0のレジスタンスゾーンになるでしょう。この水準は過去に売り圧力が集中した重要なポイントであり、上昇トレンドが続くかどうかの分岐点となります。
ファンダメンタル面では、依然として日米金利差が縮小していないため円は弱含みやすく、市場も日銀の直接介入に慎重な姿勢を保っています。こうした状況から、短期的にはUSD/JPYに上昇優位性が残ると考えられます。
NFPアラート:弱い数字で金が上昇する?NFPアラート:弱い数字で金が上昇する?
今後の非農業部門雇用者数(NFP)レポートに焦点が当てられています。 8月には、約170,000の新しい雇用があると予想されています(7月の187,000と比較して)。
このレポートに至るまでの日数には、JOLTSやADPレポートのように、それほど優れていないジョブ関連のデータがいくつかありました。 これは、NFPが予想よりも少ないジョブを表示する可能性があるという期待を高めています。 経済が減速しているという兆候が今後の会合でより慎重な姿勢を採用することを強制する可能性があるため、雇用の伸びが失望した場合、米ドルと金は即時の影響を感じる可能性があります。
ちょうど昨日、8月の民間雇用のADPレポートは、専門家が予測したものよりも低かった。 それは予想された195,000の代わりに177,000の仕事でした。
NFPが20万人以上の新規雇用を示している場合、インフレのリスクが高くなる可能性があります。 これは米ドルを助けることができますが、金価格に圧力をかける可能性があります。
一方、NFPの新規雇用が150,000未満の場合、トレーダーは連邦準備制度理事会の金融政策の見通しについての考え方を変える可能性があります。 これは米ドルを弱くする可能性がありますが、金価格の上昇になる可能性があります。 金は最近pe1950のすぐ下でピークに達したので、これはすぐに上向きの目標になり、先月のピークは1 1954、1 1963、および.1972に続きます。
2021年7月26日のFX為替相場予想ドル円 110.53 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 110.20~111.10
前日の概要
NYダウは+25ドル高、東京市場はオリンピックで休場でした。
ドル円は110円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 35061.55(+238.20 +0.68%)
・日経平均 28195(+785 +2.81%)
・NY金先物 1805.90 (-3.30 -0.18%)
・NY原油先物 72.07(+0.16 +0.22%)
経済指標
★★★
22:45 (米) 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:62.1 予想:62.0 結果:63.1
★★★
22:45 (米) 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:64.6 予想:64.5 結果:59.8
★★★
22:45 (米) 7月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:63.7 予想:- 結果:59.7
明日の戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料:なし
◆ドル円は110円台半ばへ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは1.281%へ上昇
◆ドルストレートは小動き
◆円ショートが減少し円高圧力に
◆ユーロ、ポンド、豪ドルともロングが減少
◆米国株は4日続伸
◆欧州株は+1%高の続伸
◆原油は小幅高
◆金は-3ドル安
◆23時に米6月新築住宅販売件数が発表
◆サンデーダウは-6ドル安
◆日経平均先物は+672円高の28220円
☆円安株高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
良好な米SNS企業決算で米国株高
先週末のNYダウは+238ドル高と4日続伸、史上最高値付近へ上値を伸ばしました。
米SNS企業の決算と見通しが良好だったことで、ナスダックも史上最高値付近へ上昇しています。
ツイッターが+3%高、写真・動画共有アプリの「スナップチャット」を提供しているスナップが+23%超の大幅高となりました。
今週は、アップルやアマゾンなど米決算発表がピークを迎えるため、その結果に左右されることが多いでしょう。
米主要企業決算発表予定
7/26(月)
テスラ
7/27(火)
GE
スリーエム
アップル
アルファベット
マイクロソフト
ビザ
7/28(水)
マクドナルド
ボーイング
フェイスブック
7/29(木)
メルク
アマゾンドットコム
フォードモーター
7/30(金)
キャタピラー
シェブロン
エクソンモービル
ドル円は110円台半ばへ上昇
ドル円には終日買いが入り、110円台前半から半ばへ順調に上昇しました。
米10年債利回りも1.281%へ上昇、地合いが良いので一段高と予想します。
クロス円も連れ高、ドルストレートの方向感がなかったことで、こちらは小幅高程度。
通貨別にはドルが強く、株高の地合いを背景に円安継続と予想します。
円ショートが減少し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。
ただ、週後半にかけ円安が進んでいるため、上昇に転じていると思われます。
ユーロ、ポンド、豪ドルは、ロングが減少しレートも全体的に下落。
ドル買いに押されており、反発するには個別に材料が必要でしょう。
ドル円注文状況とサンデーダウ
日経平均先物は、時間外で+672円高の28220円と大幅上昇、休場の間に時間外で28000円台を回復しました。
サンデーダウは、-6ドル安と小幅に下落。
米国株高と円安により、現物株にもまとまった買いが入ると予想します。
経済指標
★★★
23:00 (米) 6月新築住宅販売件数(年率換算件数)
前回:76.9万件 予想:80.0万件
★★★
23:00 (米) 6月新築住宅販売件数(前月比)
前回:-5.9% 予想:4.0%
2021年7月23日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.1769 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.1700~1.1800
前日の概要
NYダウは+286ドル高、東京市場はオリンピックの関係で休場でした。
ドル円は-10銭ほど下落、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 34823.35(+25.35 +0.07%)
・日経平均 28020.00(+70.00 +0.25%)
・NY金先物 1809.20(+1.80 +0.10%)
・NY原油先物 71.91(+1.61 +2.29%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:36.0万件 予想:35.0万件 結果:41.9万件
★★★
23:00 (米) 6月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:1.3% 予想:0.9% 結果:0.7%
★★★
23:00 (ユーロ) 7月消費者信頼感(速報値)
前回:-3.3 予想:-2.5 結果:-4.4
★★★
23:00 (米) 6月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:580万件 予想:590万件 結果:586万件
★★★
23:00 (米) 6月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-0.9% 予想:1.7% 結果:1.4%
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウの3日続伸
▽弱気材料:米利回りの低下
◆ドル円は-10銭ほど下落
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りはは1.268%と小幅に低下
◆ドルストレートはユーロが小幅に売られる
◆米国株は小幅続伸
◆欧州株は方向感なし
◆原油は+2%高で71ドル台へ上昇
◆金は+1ドル高
◆22時45分に米7月製造業PMIなどが発表
◆日経平均先物は+483円高の28031円
☆円安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は3日続伸
昨晩のNYダウは、+25ドル高と小幅ながら3日続伸。
ナスダックも連れ高で、再び史上最高値付近へ戻しています。
全体的には小動き、アマゾンやマイクロソフトが+1.5%近く上昇、エネルギー株は反落し買い戻しは一服しました。
決算発表期間なので、引き続き個別銘柄中心に動くと予想。
NY市場引け後に発表されたツイッターの決算と見通しが良好だったことで、時間外で+4%超上昇しています。
米主要企業決算発表予定
7/23(金)
アメリカンエキスプレス
ハネウェル
ドルはレンジ、ユーロがやや弱い
ドル円は、110.20円を挟んでのレンジ相場が継続。
米新規失業保険申請件数や中古住宅販売件数が予想を下回ったことで、米10年債利回りは1.268%と小幅に低下しました。
しかし、ドル円は110円を割れることなく底堅く推移しています。
クロス円はまちまちの動き、ユーロが売られポンドと豪ドルが上昇。
他通貨に比べユーロが弱く、昨晩のECB理事会で緩和姿勢の継続が強調されたほか、ラガルドECB総裁のハト派的な発言により、次第に上値が重くなりました。
原油価格が70ドル台回復したことで、オセアニア通貨やカナダドルは引き続き堅調と予想します。
商品相場は上昇
金は、+1ドル高とほぼ変わらず。米利回りの低下により下がったところで買いが入ったものの、ユーロ安で上値は重い様子。
一方、原油は3日続伸し、+2%上昇し71ドル台を回復しました。
デルタ株の感染再拡大を懸念する声がある一方、株高や米利回りの低下で買いも入っています。
再度、70ドル台での値固めと予想します。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+483円高の28031円と上値を伸ばしました。
本日の東京市場もオリンピックの関係で休場、為替は小幅な値動きが続くでしょう。
ドル円の下値は110.00円と109.80円がサポートライン、上値は110.35円や110.50円がレジスタンスラインになっています。
経済指標
★★★
22:45 (米) 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:62.1 予想:62.0
★★★
22:45 (米) 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:64.6 予想:64.5
★★★
22:45 (米) 7月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:63.7 予想:-
2021年7月22日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
豪ドル円 81.13 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 80.80~81.80
前日の概要
NYダウは+549ドル高、日経平均株価も+159円高の27548円と上昇しました。
ドル円は110.30円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34798.00(+286.01 +0.83%)
・日経平均 27950.00(+220.00 +0.79%)
・NY金先物 1803.40(-8.00 -0.44%)
・NY原油先物 70.30(+3.10 +4.61%)
経済指標
特になし
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:欧米株や米利回りの上昇
▽弱気材料:なし
◆ドル円は110.30円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは1.293%へ上昇
◆ドルストレートは小幅に買われる
◆米国株は買戻し継続
◆欧州株は+1%超反発
◆原油は+4%高で70ドル台へ戻す
◆金は-8ドル安
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆23時に米6月景気先行指標総合指数などが発表
◆日経平均先物は+403円高の27951円
◆今日と明日の東京市場は休場
☆円安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
下落分の3分の2を戻す
昨晩のNYダウは+286ドル高と続伸、週初に大幅下落した分の3分の2を戻しました。ナスダックも、買戻し継続。
良好な米主要企業決算に加え、インド型変異株「デルタ型」に関し重症者数・死亡者数ともに減少傾向にあり、ワクチン接種の効果が確認されたことが買い材料に。
デルタ株は感染力が強いものの、新たな都市封鎖につながることはない、との見方も出ています。
週末にかけ、買戻し継続と予想します。
米主要企業決算発表予定
7/22(木)
AT&T
インテル
ツイッター
7/23(金)
アメリカンエキスプレス
ハネウェル
ドル円、クロス円とも反発
ドル円は、109.80円台から110.30円台へ上昇。
米10年債利回りも1.293%へ上値を伸ばしており、株高による円安も後押ししました。
6月末から下落した分の、3分の1値程度戻しています。
クロス円も連れ高、ドルストレートも小幅に買われたことで、+1%ほど上昇しました。
しかし、6月末の水準に比べると自律反発程度の上昇となっており、上値の重さが目立ちます。
株高で地合いが回復してきたので、円安で買戻し継続と予想します。
原油が+4%超の上昇
金は-8ドル安と下落、株と米利回りが上昇したことで上値が重くなりました。
リスク回避の動きが後退しつつあり、金は売られやすいと予想します。
対照的に、原油は+4%超の大幅上昇し、一気に70ドル台を回復しました。
しかし、昨晩発表された米週間原油在庫統計は、結果210.7万バレルと予想-379.0万バレルとは逆に在庫が増加しています。
ひとまず買戻しの勢いが続いたものの、需要が過多になればいずれ価格は下落することになりますから、注意が必要でしょう。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+403円高の27951円と続伸しました。今日から明日にかけ、オリンピックの関係で東京市場は休場。
欧米株高による円売りで、為替は円安の地合い継続と予想します。
ドル円の下値は110.50円がサポートライン、上値は110.00円や109.80円がレジスタンスラインになっています。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:36.0万件 予想:35.0万件
★★★
23:00 (米) 6月景気先行指標総合指数(前月比)
前回:1.3% 予想:0.9%
★★★
23:00 (ユーロ) 7月消費者信頼感(速報値)
前回:-3.3 予想:-2.5
★★★
23:00 (米) 6月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:580万件 予想:590万件
★★★
23:00 (米) 6月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-0.9% 予想:1.7%
2021年7月21日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
ドル円 109.85 上昇 (時間足)↑
予想レンジ 109.60~110.40
前日の概要
NYダウは-725ドル安、日経平均株価も-264円安の27388円と下落しました。
ドル円は109.80円台へ反発、クロス円は小幅に上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 34511.99(+549.95 +1.62%)
・日経平均 27765(+355 +1.28%)
・NY金先物 1811.40(+2.20 +0.12%)
・NY原油先物 67.42(+1.00 +1.51%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:157.2万件 予想:159.0万件 結果:164.3万件
★★★
21:30 (米) 6月住宅着工件数(前月比)
前回:3.6% 予想:1.2% 結果:6.3%
★★★
21:30 (米) 6月建設許可件数(年率換算件数)
前回:168.1万件(168.3万件) 予想:170.0万件 結果:159.8万件
★★★
21:30 (米) 6月建設許可件数(前月比)
前回:-3.0%(-2.9%) 予想:1.0% 結果:-5.1%
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウや米利回りの反発
▽弱気材料:なし
◆ドル円は109.80円台へ反発
◆クロス円は小幅に上昇
◆米10年債利回りは1.215%へ上昇
◆ドルストレートは小幅に売られる
◆米国株は+1.5%高と反発
◆欧州株は小幅続落
◆原油は+1.5%高
◆金は+2ドル高
◆重要な経済指標発表はなし
◆日経平均先物は+354円高の27742円
☆株・為替とも買戻しと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は反発
昨晩のNYダウは、+549ドル高の+1.5%と急反発しました。
前日大きく売られた反動で買戻しが入ったほか、IBMが好決算で+5%高でスタートしたことを受け、市場ムードが改善しています。
ナスダックも+1.5%高、IBMがここ3年の中で最も高い伸びを示したことで、期待感が高まりました。
米企業決算予想は低めに設定されており、その多くが予想を上回ります。
そのため、決算発表期間中は株高になりやすく、週末にかけて良好な決算結果であればひとまず買戻しが続くと予想します。
米主要企業決算発表予定
7/21(水)
コカ-コーラ
J&J
ベライゾン
7/22(木)
AT&T
インテル
ツイッター
7/23(金)
アメリカンエキスプレス
ハネウェル
急激な円買いは一服
ドル円は109円台前半で下げ渋り、40銭ほど上昇し109.80円台へ戻しました。
米10年債利回りも1.215%へ反発しており、過度なリスク回避は後退した様子。
ドルストレートの下落でクロス円は小幅高程度でしたが、株の買戻しで次第に円売りが強まっていくでしょう。
通貨別には、ドル主導での上昇と予想します。
商品相場は上昇
金は+2ドル高と小幅高程度、リスク回避の動きが一服したことで様子見ムードとなりました。
米利回りが続伸するようなら、いったんポジション解消の動きが出ると予想します。
原油は+1.5%高と反発、67ドル台へ戻しました。
序盤は続落していたものの、前日-7%超売られた反動で買戻しが入っています。
OPECプラスの増産決定で今後は供給が増えることになるので、在庫減などの買い材料が欲しいところ。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+354円高の27742円と反発しました。
欧州株は小幅続落したものの、NYダウが急反発し為替も円安に振れたため、現物株は買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は109.35円がサポートライン、上値は110.00円や110.30円がレジスタンスライン。
米利回りの反発で、ドルへの買いが続くと予想します。
経済指標
特になし
2021年7月20日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
ユーロドル 1.1798 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1770~1.1860
前日の概要
NYダウは-299ドル安、日経平均株価は-88円安の22329円と下落しました。
ドル円は一時109.06円まで下押し、クロス円も-1%超の全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33962.04(-725.81 -2.09%)
・日経平均 27300.00(-490.00 -1.76%)
・NY金先物 1809.20(-5.80 -0.32%)
・NY原油先物 66.42(-5.39 -7.51%)
経済指標
特になし
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:欧米株や原油の大幅安
△強気材料:なし
◆ドル円は一時109.06円まで下押し
◆クロス円は-1%超の全面安
◆米10年債利回りは1.194%へ低下
◆ドルストレートは下落
◆米国株は全面安
◆欧州株は-3%と暴落
◆原油は-7%超の大幅安
◆金は-5ドル安
◆21時30分に米6月住宅着工件数などが発表
◆日経平均先物は-361円安の27291円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
欧米株とも大幅安
昨晩のNYダウは時間外ですでに-500ドル安となっており、結局-725ドル安と大幅続落して引けました。
ナスダックも-1%安、欧州株が軒並み-3%安となっており、その流れを引き継ぐ形に。
世界中でコロナウイルスインド株(デルタ株)の感染が拡大してきており、米CDCが英国への渡航警戒レベル引き上げ、渡航中止勧告を出したことでリスク回避の動きが進みました。
そこへ原油安も加わり、エクソンモービルやシェブロンなど米エネルギー株が特に弱い動きとなっています。
直近の米主要企業決算は良好なのですが、すでに株価は高値圏にあるため、利食い売りや戻り売りの影響で上値の重い状態が続くでしょう。
米主要企業決算発表予定
7/20(火)
トラベラーズ
ハリバートン
ネットフリックス
7/21(水)
コカ-コーラ
J&J
ベライゾン
7/22(木)
AT&T
インテル
ツイッター
7/23(金)
アメリカンエキスプレス
ハネウェル
各通貨とも大きく売られる
欧州株の-3%安に続きNYダウも-2%安となったことで、リスク回避の円高が進みました。
ドル円は一時109.06円まで下押し、クロス円も-1%超の全面安となっています。
米10年債利回りは1.194%へ低下、買戻しが入っても自律反発程度と予想。
各通貨とも売られているなか、対ドルでユーロのみ底堅い動きに。他通貨ペアは、売り継続と予想します。
原油が70ドル台を割れる
金は-5ドル安と小幅に下落しましたが、ドル安とリスク回避の動きを受け時間外で+5ドルほど反発しています。
リスク回避の動きが出ているので、金は買われやすいと予想します。
一方、原油は-7%超下落し66ドル台へ急落。70ドルの節目を割れたあとは、一気に売りに押されてしまいました。
欧米株安に加え、OPECプラスが増産で合意したことが悪材料に。
地合いも悪くなってきたことで、しばらくは調整と予想します。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-361円安の27291円と続落しました。
欧米株とも全面安、原油が-7%超下落したうえ円高も進んでおり、現物株はポジション解消の動きと予想します。
ドル円の下値は109.00円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文が貯まってきました。
株安と米利回りの低下が重し、再度109円割れを試す可能性があり注意が必要でしょう。
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月住宅着工件数(年率換算件数)
前回:157.2万件 予想:159.0万件
★★★
21:30 (米) 6月住宅着工件数(前月比)
前回:3.6% 予想:1.2%
★★★
21:30 (米) 6月建設許可件数(年率換算件数)
前回:168.1万件(168.3万件) 予想:170.0万件
★★★
21:30 (米) 6月建設許可件数(前月比)
前回:-3.0%(-2.9%) 予想:1.0%
2021年7月19日のFX為替相場予想ポンド円 151.50 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 150.70~151.80
前日の概要
NYダウは+51ドル高、日経平均株価は-88円安の22329円と下落しました。
ドル円は110円台へ上昇、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 34687.85(-299.17 -0.86%)
・日経平均 27745.00(-355.00 -1.23%)
・NY金先物 1815.00(-14.00 -0.76%)
・NY原油先物 71.81(+0.16 +0.23%)
経済指標
★★★★
21:30 (米) 6月小売売上高(前月比)
前回:-1.3% 予想:-0.5% 結果:0.6%
★★★★
21:30 (米) 6月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:-0.7% 予想:0.4% 結果:1.3%
★★★★
23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:85.5 予想:86.5 結果:80.8
明日の戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:欧米株の調整
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は110円台へ戻す
◆クロス円は方向感なし
◆米10年債利回りは1.3000%と小幅に上昇
◆ドルストレートは小幅に下落
◆円ショートが増加し円高圧力に
◆ユーロ、ポンド、豪ドルともロングが減少
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は下落
◆原油は小幅高
◆金は-14ドル安
◆重要な経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-23ドル安
◆日経平均先物は-248円安の27754円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は寄り天
先週末のNYダウは、-299ドル安と反落しました。
序盤は、良好な米6月小売売上高を受け買いが先行したものの、米7月ミシガン大学消費者態度指数が予想を下回ったことで、次第に売りに押されています。
ナスダックも寄り天で、NYダウと同じ動きに。
半導体大手エヌビディアが-4%安と直近で弱さが目立っているほか、ネットフリックスやツイッターが-2%安とIT・ハイテク株が売られました。
今週も引き続き、米主要企業決算に注目。6月上旬あたりまで、多くの企業決算が発表されます。
米主要企業決算発表予定
7/19(月)
IBM
7/20(火)
トラベラーズ
ハリバートン
ネットフリックス
7/21(水)
コカ-コーラ
J&J
ベライゾン
7/22(木)
AT&T
インテル
ツイッター
7/23(金)
アメリカンエキスプレス
ハネウェル
ドル以外売り優勢
ドル円は、米6月小売売上高が結果0.6%と予想-0.5%を大きく上回ったことで、110.35円まで買われる場面がありました。
その後発表された米7月ミシガン大学消費者態度指数が、結果80.8と予想86.5を下回ってしまったため伸び悩みましたが、110円台を維持して週末を迎えています。米10年債利回りは、1.300%と小幅に上昇しました。
ややドル高気味になったことでドルストレートは全体的に下落、クロス円はまちまちの動きとなっています。
通貨別には特に材料がなく、株式市場の動きを見ながらの推移となるでしょう。
円ショートが増加し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加し円高圧力となりました。
ユーロ、ポンド、豪ドルの各通貨とも、ロングは減少傾向に。
米国株が史上最高値付近で伸び悩んでおり、調整が続くようだと各通貨とも売りに押される流れが続くと思われます。
ドル円注文状況とサンデーダウ
日経平均先物は、時間外で-248円安の27754円と続落しました。サンデーダウは、-23ドル安と小幅に下落。
株安が重しとなって、為替は円高で推移すると予想します。
経済指標
特になし
2021年7月16日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
豪ドル円 81.46 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 80.80~81.70
前日の概要
NYダウは+44ドル高、日経平均株価は-329円安の28279円と下落しました。
ドル円は109.80円台へ続落、クロス円も全体的に売られています。
前日の結果
・ダウ平均 34984.69(+51.46 +0.15%)
・日経平均 28100(-120 -0.43%)
・NY金先物 1829.00(+4.00 +0.22%)
・NY原油先物 71.65(-1.48 -2.02%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:17.4 予想:18.2 結果:43.0
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:37.3万件 予想:36.0万件 結果:36.0万件
★★★
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:30.7 予想:27.5 結果:21.9
★★★
22:15 (米) 6月鉱工業生産(前月比)
前回:0.8% 予想:0.6% 結果:0.4%
★★★★★
22:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:ナスダックや原油の続落
△強気材料:NYダウの続伸
◆ドル円は109.80円台へ下落
◆クロス円も売られる
◆米10年債利回りは1.299%へ低下
◆ドルストレートは下落
◆米国株はナスダックが続落
◆欧州株は-1%安
◆原油は-2%安と続落
◆金は+4ドル高
◆21時30分に米6月小売売上高が発表
◆23時に米7月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-214円安の28065円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株はまちまちの動き
昨晩のNYダウは、+51ドル高と小幅続伸しました。
全体的には下落銘柄が多かったものの、好決算のユナイテッドヘルスが+1.28%高、ハネウェルの+2.21%高などが下値をサポート。
一方、IT・ハイテク株が売られたことで、ナスダックは続落しています。
半導体大手のエヌビディアが-4.41%安と売りが目立ち、ハイテク株が軟調に。
本日は、マーケットへの影響度の高い米主要企業決算発表はなく、週末を前に小動きと予想します。
各通貨とも弱い
昨日、パウエルFRB議長が将来的なインフレ鈍化や緩和縮小時期について明言しなかったことを受け、ドル売りが続いています。
ドル円は110円台へ戻す場面もありましたが、米10年債利回りが1.299%へ続落したことで、109.80円台へ下落しました。
クロス円も連れ安、ドルストレートが次第に売られたことで、下降トレンドとなっています。
対ドルで強かったユーロも、ECBがさらに持続的な緩和措置が必要との見解を示したことで、戻り売りに押されました。
引き続き、調整が続くと予想します。
原油-2%安と続落
金は+4ドル高と堅調に推移、米利回りの低下で小幅な買いが入りました。引き続き、1800ドル台での値固めと予想します。
原油は-2%安と続落し、71ドル台まで下げました。
OPECプラスで、8月以降増産される見通しとなったことが重しに。前日に発表された、ガソリン在庫の増加も上値を重くしています。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-214円安の28065円と続落しました。
欧州株やナスダックは弱く、円高が進んでいるため、日本株も売りに押されるでしょう。週末を前に、28,000円台を維持できるか注目。
ドル円の下値は109.70円や109.50円がサポートライン、上値は110.10円がレジスタンスラインになっています。
今晩は米6月小売売上高が発表、マイナス幅が縮まっているか確認したいところ。
経済指標
★★★★
21:30 (米) 6月小売売上高(前月比)
前回:-1.3% 予想:-0.5%
★★★★
21:30 (米) 6月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:-0.7% 予想:0.4%
★★★★
23:00 (米) 7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:85.5 予想:86.5
2021年7月15日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
豪ドル円 82.25 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 81.60~82.60
前日の概要
NYダウは-107円安、日経平均株価も-109円安の28608円と下落しました。
ドル円は110円台割れ、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34933.23(+44.44 +0.13%)
・日経平均 28550(+10 +0.04%)
・NY金先物 1825.00(+15.10 +0.83%)
・NY原油先物 73.13(-2.12 -2.82%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.8% 予想:0.5% 結果:1.0%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:6.6% 予想:6.7% 結果:7.3%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.7% 予想:0.4% 結果:1.0%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:4.8% 予想:5.1% 結果:5.6%
★★★★★
25:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:米利回りの低下や原油安
△強気材料:ドル以外への買い
◆ドル円は110円台割れ
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは1.349%へ低下
◆ドルストレートは買われる
◆米国株はナスダックが小幅続落
◆欧州株は方向感なし
◆原油は-2.8%安
◆金は+15ドル高
◆21時30分に米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数などが発表
◆22時15分に米6月鉱工業生産が発表
◆22時30分に米パウエルFRB議長の発言
◆日経平均先物は-63円安の28545円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株はまちまちの動き
昨晩のNYダウは、+44ドル高と小幅に反発しました。
銀行株の決算はまちまち、パウエルFRB議長発言による米利回りの低下が相場全体を重くしました。原油安で、エネルギー株が-2%近く下落したことで、NYダウの上値は限定的に。
ナスダックは続落、インテルやエヌビディアなどのハイテク株が売られました。
NYダウ、ナスダックとも史上最高値付近での推移は変わらず、決算発表による個別銘柄主導の動きが続くでしょう。
米主要企業決算発表予定
7/15(木)
ユナイテッドヘルスグループ
モルガンスタンレー
アルコア
FRB議長の発言内容でドル売りが進む
昨晩21時ごろにパウエルFRB議長の原稿が事前に伝わり、「資産購入ペース縮小を開始できるだけの進展はまだ見せていない、数か月後にはインフレが鈍化する可能性が高い」とあったことで、まとまったドル売りが入りました。
ドル円は110円台割れ、予想を上回る米6月PPIでも反発できず、下値模索が続いています。米10年債利回りも、1.349%へ低下しました。
クロス円が連れ安になった反面、ドル売りでドルストレートは全面高。
直近で早期のドル利上げ期待が出ていただけに、失望売りに押される流れとなっています。しかし、米経済指標や企業決算は比較的良好なので、次第に売りは弱くなると予想します。
金は買われ原油は売られる
ドル全面安の流れを受け、金は+15ドル高と一段高になりました。ただ、株高の地合いは崩れていないので、次第に上値は重くなると予想します。
原油は-2.8%安と急落、75ドル台から73ドル台へ下がりました。
米週間在庫統計で原油在庫が減少していた一方、ガソリン在庫が予想に反して積み増していたことで、まとまった売りに押されています。
米ドライブシーズン修了後は、ガソリン在庫の増加する場面が増えることが予想されます。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-63円安の28545円と続落しました。
米国株はまちまちの動き、円高が進んでいることから、日本株の現物株はやや売り優勢と予想します。28500円付近での攻防となるでしょう。
ドル円の下値は109.70円や109.50円がサポートライン、上値は110.25円や110.45円円がレジスタンスライン。
早期利上げ期待が遠のいたものの、直近の米経済指標は良好なので、じり安程度と予想します。
経済指標
★★★
21:30 (米) 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:17.4 予想:18.2
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:37.3万件 予想:35.0万件
★★★
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:30.7 予想:27.5
★★★
22:15 (米) 6月鉱工業生産(前月比)
前回:0.8% 予想:0.6%
★★★★★
22:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
2021年7月14日のFX為替相場予想ユーロドル 1.1778 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 1.1720~1.1800
前日の概要
NYダウは+126円高、日経平均株価は+149円高の28718円と上昇しました。
ドル円は+30銭ほど上昇、クロス円はやや売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 34888.79(-107.39 -0.31%)
・日経平均 28510.00(-145.00 -0.51%)
・NY金先物 1809.90(+4.00 +0.22%)
・NY原油先物 75.25(+1.15 +1.55%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.5% 結果:0.9%
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:5.0% 予想:4.9% 結果:5.4%
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.7% 予想:0.4% 結果:0.9%
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:3.8% 予想:4.0% 結果:4.5%
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:良好な米インフレ指標
▽弱気材料:米国株の下落
◆ドル円は+30銭ほど上昇
◆クロス円は小幅に売られる
◆米10年債利回りは1.412%へ上昇
◆ドルストレートは全体的に下落
◆米国株は小幅安
◆欧州株は小幅に上昇
◆原油は1.5%高で75ドル台乗せ
◆金は+4ドル高
◆21時30分に米6月PPIが発表
◆翌1時にパウエルFRB議長の発言
◆翌早朝3時にベージュブックが公表
◆日経平均先物は-167円安の28550円
☆ドル高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は小幅に下落
昨晩のNYダウは売りに押され、-107円安と反落しました。
昨日から本格化した米主要企業決算発表ですが、JPモルガンチェースとゴールドマンサックスは予想を上回ったものの、寄り天気味でいずれも-1%超の下落。
ナスダックは、中盤にプラスへ転じる場面もありましたが、後半にかけ失速し小幅安。
いずれも史上最高値付近にあり、多少の調整は仕方がないと思われます。
決算期間のため、しばらくは個別銘柄主導での動きとなるでしょう。
米主要企業決算発表予定
7/14(水)
バンクオブアメリカ
ウェルズファーゴ
シティグループ
7/15(木)
ユナイテッドヘルスグループ
モルガンスタンレー
アルコア
米インフレ指標を受けドル高に
昨晩発表された米6月CPIは、予想を大きく上回っていました。
結果を受けドルにまとまった買いが入り、ドル円はNY時間中も上値追い、現在110.65円まで買われています。
米10年債利回りも1.412%と、ようやく上昇し始めました。
対照的にドル以外は全て下落、クロス円は小幅安程度ですが、ドルストレートへの売りが強まってきています。
原油高で資源国通貨は比較的強いと思われますが、ユーロやポンドはドル買いに押され下値模索となるでしょう。
商品相場は上昇
金は+4ドル高と小幅に上昇、ドル買いに上値を抑えられました。
1800ドル台を維持しているものの、米利回りの上昇が続けば再び割れると見ています。
原油は+1.5%高で75ドル台乗せ、直近の売りは一服し再び買いが入ってきました。
引き続き、経済回復や原油在庫など需要の増減に注目。毎年、今月あたりまで需要は旺盛ですが、その反動が8月に出る年もあります。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-167円安の28550円と反落しました。
欧米株はまちまちの動き、ドル円は上昇しているものの、インフレ懸念で株式市場にとっては売り材料であるため、日本株も売りに押されると予想します。
ただ、急速なドル高でなければ株式市場への影響は限定的なので、現時点で不安材料にはならないと見ています。
ドル円の下値は110.20円や110.10円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文がたまっています。
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.8% 予想:0.5%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:6.6% 予想:6.7%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.7% 予想:0.4%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:4.8% 予想:5.1%
★★★★★
25:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
2021年7月13日のFX為替相場予想本日の予想通貨ペア
ドル円 110.34 上昇 (時間足)↑
予想レンジ 110.00~110.85
前日の概要
NYダウは+448ドル高、日経平均株価は+628円高の28569円と上昇しました。
ドル円は+20銭ほど上昇、クロス円も小幅に買われています。
前日の結果
・ダウ平均 34996.18(+126.02 +0.36%)
・日経平均 28695.50(+135.00 +0.47%)
・NY金先物 1805.90(-4.70 -0.26%)
・NY原油先物 74.10(-0.46 -0.62%)
経済指標
特になし
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウやS&Pの史上最高値更新
▽弱気材料:なし
◆ドル円は+20銭ほど上昇
◆クロス円も小幅に連れ高
◆米10年債利回りは1.370%へ上昇
◆ドルストレートは小幅に下落
◆米国株は続伸
◆欧州株は小幅高
◆原油は小幅安
◆金は-4ドル安
◆21時30分に米6月CPIが発表
◆日経平均先物は+110円高の28680円
☆円安株高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は高値を更新
昨晩のNYダウは+126円高と続伸、終値ベースで史上最高値を更新しました。
S&Pも史上最高値を更新、ナスダックは反発しこちらも高値圏。
本日から米主要企業決算発表が本格化するので、期待感で買いが入っていると思われます。
シティグループやバンクオブアメリカなど銀行株が+1%高、テスラが+4%超買われ3日続伸し、全体停をけん引しました。アップルやマイクロソフトのナスダック主力銘柄は小幅安でしたが、調整程度で問題はないでしょう。
米主要企業決算発表予定
7/13(火)
JPモルガンチェース
ゴールドマンサックス
ペプシコ
7/14(水)
バンクオブアメリカ
ウェルズファーゴ
シティグループ
7/15(木)
ユナイテッドヘルスグループ
モルガンスタンレー
アルコア
ドル中心に買われる
ドル円は、一時110円を割れる場面もありましたが、下がったところでは買い支えが入りすぐに110円台へ戻しました。
米10年債利回りも1.370%へ上昇、株高によるリスクオンムードでさらに上昇すると予想します。
ドル高が進みドルストレートは小幅に売られましたが、クロス円はドル円に連れ高となっています。
株高以外に材料はなく、通貨別に目立った動きはありませんでした。
商品相場は小幅に下落
金はドル買いに押され、-4ドル安と下落しました。
1800ドル台は維持しているものの、リスクオンムードで売りの出やすい状態と予想します。
原油も小幅に下落、こちらは年初来高値付近での推移なので、いったん調整後に再度買われるタイミングがあるでしょう。
しばらくは、70ドル台での値固めと予想します。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で+110円高の28680円と続伸しました。
欧米株が上昇し円安も進んでいることから、日本株へも買い継続と予想します。
ドル円の下値は110.00円がサポートライン、上値は110.50円と110.60円がレジスタンスライン。
今晩は、米6月CPIのインフレ指標が発表されるので、結果に注目です。
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.5%
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:5.0% 予想:4.9%
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.7% 予想:0.4%
★★★
21:30 (米) 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:3.8% 予想:4.0%
2021年7月12日のFX為替相場予想ドル円 110.09 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 109.80~110.65
前日の概要
NYダウは-259ドル安、日経平均株価も-177円安の27940円と下落しました。
ドル円は110円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34870.16(+448.23 +1.30%)
・日経平均 28550(+340 +1.19%)
・NY金先物 1810.60(+10.40 +0.58%)
・NY原油先物 74.56(+1.62 +2.22%)
経済指標
★★★
15:00 (英) 5月月次国内総生産(GDP)(前月比)
前回:2.3% 予想:1.5% 結果:0.8%
★★★
15:00 (英) 5月鉱工業生産指数(前月比)
前回:-1.3% 予想:1.5% 結果:0.8%
★★★
15:00 (英) 5月鉱工業生産指数(前年同月比)
前回:27.5% 予想:21.6% 結果:20.6%
★★★
15:00 (英) 5月製造業生産指数(前月比)
前回:-0.3% 予想:1.0% 結果:-0.1%
★★★★★
19:00 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
明日の戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:欧米株の急反発
▽弱気材料:なし
◆ドル円は110円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは1.361%へ上昇
◆ドルストレートは全体的に買われる
◆円ショートが減少し円高圧力
◆ユーロと豪ドルのロングが減少
◆ポンドのロングが増加
◆NYダウが史上最高値を更新
◆欧州株は1%超上昇
◆原油は+2%高
◆金は+10ドル高
◆重要な経済指標発表は特になし
◆サンデーダウは-12ドル安
◆日経平均先物は+550円高の28491円
☆円安株高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は急反発
先週末のNYダウは+448ドル高と急反発、史上最高値を更新しました。ナスダック、S&Pとも、史上最高値付近へ戻しています。
原油の反発や、今週から本格化する米主要企業決算への期待感で、大きく買われました。
火曜日以降、米主要企業決算発表が本格化するので、結果と今後の見通しに注目。まずは、米金融機関や非鉄金属アルコアなどが発表予定となっています。
米主要企業決算発表予定
7/13(火)
JPモルガンチェース
ゴールドマンサックス
ペプシコ
7/14(水)
バンクオブアメリカ
ウェルズファーゴ
シティグループ
7/15(木)
ユナイテッドヘルスグループ
モルガンスタンレー
アルコア
各通貨とも買われる
ドル円は109円台半ばから110円台へ上昇、110円台を維持したまま週末を迎えました。
米10年債利回りは1.361%へ上昇、一時付けた1.200%台から急速に反発しており、上昇継続に期待。
クロス円も連れ高となり、+1%近く買戻しが入っています。
通貨別にはポンド買いが強く、再び早期利上げ期待が出てきた様子。ただ、直近の英経済指標はまちまちの結果なので、上値追いにはさらなる材料が必要でしょう。
円ショートが減少し円高圧力に
IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。ユーロと豪ドルのロングが減少した一方、ポンドのロングが増加。
その後、週末にかけ各通貨とも買われており、買いの勢いは強まったと思われます。
米利回りが低迷していることでドルはまだそれほど伸びておらず、クロス円中心での上昇と予想します。
ドル円注文状況とサンデーダウ
日経平均先物は、時間外で+550円高の28491円と急反発しました。
欧米株ともすでに買戻しが入っていて、日本株は出遅れ感があるため、現物株は急速に買われると予想します。
サンデーダウは、-12ドル安と小幅に下落。この程度の下落であれば、週明けの相場に影響はないでしょう。
経済指標
特になし
2021年7月9日のFX為替相場予想ユーロドル 1.1845 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.1820~1.1900
前日の概要
NYダウは+104ドル高、日経平均株価は-248円安の28118円と続落しました。
ドル円は一時109.53円まで下落、クロス円も全面安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34421.93(-259.86 -0.75%)
・日経平均 27745.00(-590.00 -2.05%)
・NY金先物 1800.20(-1.90 -0.11%)
・NY原油先物 72.94(+0.74 +1.02%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:36.4万件 予想:35.0万件 結果:37.3万件
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:NYダウや米利回りの低下
△強気材料:原油の反発
◆ドル円は一時109.53円まで下落
◆クロス円も全面安
◆米10年債利回りは1.293%へ低下
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株は急反落
◆欧州株は-1~2%安
◆原油は+1%高
◆金は-1ドル安
◆15時に英5月月次GDPなどが発表
◆19時からベイリー英中銀総裁の発言
◆日経平均先物は-365円安の27752円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
欧米株とも全面安
昨晩のNYダウは、-259ドル安と反落しました。一時-500ドル超下落する場面もあり、リスク回避の動きが出ています。
連日史上最高値を更新していたナスダックも、急反落。
特に悪材料は見当たらず、テクニカル的な過熱感の高まりでまとまった売りが出たものと思われます。
欧州株も-1~2%安と売りに押されており、しばらくは利食い売り中心の流れと予想します。
個別銘柄も全面安、アマゾンとテスラが逆行高となったほかは、ほぼ売り一色となりました。
為替は円高が進む
株安の地合いを受け、為替は急速に円高が進んで全面安となりました。
ドル円は一時109.53円まで下落、110円の節目を割れると見切り売りが加速しています。
米新規失業保険申請件数が、結果37.3万件と予想35.0万件から悪化していたことも悪材料で、米10年債利回りは1.293%へ低下しました。
クロス円も全面安、もともと朝方から軟調で、ロンドン時間に入り欧州株が大きく売られると売り圧力が次第に強まっています。
各通貨とも-1%安で、ユーロドル以外売られました。
個別材料よりも株安による円高が強く、株が下げ止まるまで軟調と予想します。
商品相場は上昇
金は-1ドル安とほぼ変わらず、1800ドル台を維持しました。
リスク回避のわりに買いは入りませんでしたが、上昇トレンドは続いています。
原油は売り一巡後に反発、+1%高で72ドル台へ戻しました。
米週間在庫統計が、結果-686.6万バレルと予想-447.9万バレルを上回っていたことが買い材料に。
しばらくは、需要と供給を見ながらの推移となるでしょう。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-365円安の27752円と続落しました。欧米株の下落や円高の進行で、日本株は下値模索と予想します。
ドル円の下値は109.50円がサポートライン、上値は110.20円がレジスタンスライン。
109円台半ばを維持できるか注目、買戻しも入ってきているため、いったん110円へ戻す可能性もあります。
経済指標
★★★
15:00 (英) 5月月次国内総生産(GDP)(前月比)
前回:2.3% 予想:1.5%
★★★
15:00 (英) 5月鉱工業生産指数(前月比)
前回:-1.3% 予想:1.5%
★★★
15:00 (英) 5月鉱工業生産指数(前年同月比)
前回:27.5% 予想:21.6%
★★★
15:00 (英) 5月製造業生産指数(前月比)
前回:-0.3% 予想:1.0%
★★★★★
19:00 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
2021年7月7日のFX為替相場予想ユーロ円 130.80 下落 (時間足)↓
予想レンジ 130.20~131.10
前日の概要
米市場は独立記念日で休場、日経平均株価は+45円高の28643円と上昇しました。
ドル円は110円台半ばへ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34577.37(-208.98 -0.60%)
・日経平均 28360.00(-415.00 -1.44%)
・NY金先物 1794.20(+10.90 +0.61%)
・NY原油先物 73.37(-1.79 -2.38%)
経済指標
★★★
22:45 (米) 6月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:64.8 予想:64.8 結果:64.6
★★★
22:45 (米) 6月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:63.9 予想:- 結果:63.7
★★★★
23:00 (米) 6月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:64.0 予想:63.6 結果:60.1
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:NYダウや原油、米利回りの低下
△強気材料:ナスダックやS&Pの続伸
◆ドル円は110円台半ばへ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは1.355%へ低下
◆ドルストレートは下落
◆米国株は売りに押される
◆欧州株は反落
◆原油は-2.3%安
◆金は+10ドル高
◆翌早朝3時にFOMC議事要旨が公表
◆日経平均先物は-260円安の28382円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株は後半にかけ下げ渋る
昨晩のNYダウは、-208ドル安と反落しました。一時-400ドル超下落する場面もありましたが、売り一巡後は買戻しが優勢に。
ナスダックは小幅にプラスへ転じ、S&Pとともに史上最高値を更新しています。
銀行株が軒並み売られたほか、キャタピラーやディズニー、シェブロンがそろって-1.9%安。
アップルやネットフリックスは+1.4%高と、IT・ハイテク株は強い動きとなりました。
全体的に円高が進む
株安の地合いにより、ドル円は終日じり安。110円台後半から半ばまで、売りに押されました。
昨晩発表の米6月ISM非製造業景況指数は、過去最高水準が見込まれていたものの、結果60.1と予想63.6を大きく下回ってしまったことも売り材料に。
米10年債利回りは、1.355%へ低下しました。
序盤買われていたクロス円も連れ安、ドルストレートも全体的に下落し、為替は全面安となっています。
通貨別には、原油が-2%安と急落したことで、カナダドルが-1.2%安。資源国通貨である、オセアニア通貨も他通貨に比べ弱いです。
また、ECBの緩和政策は目標に達しておらず、まだまだ続くとの見方が広がったことで、ユーロも弱い地合いとなりました。
原油が-2%安と急落
金は、+10ドル高と続伸。米利回りの低下や米経済指標の悪化で、一時1815ドルへ急騰する場面もありました。
対照的に、原油は-2%と急反落。
株安に加え、OPECプラスの協議が不調に終わったため、まとまった売りが出ました。
もともと6年ぶりとなる77ドル台へ乗せていたこともあり、いったん調整の地合いと予想します。
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-260円安の28382円と反落しました。
欧米株とも下落し円高が進んでいることから、日本株も調整と予想します。
ドル円の下値は110.50円や110.40円がサポートライン、上値は10銭ごとに売り注文が貯まっています。
経済指標
★★★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨